安倍首相はただちに退陣せよ!2007年07月30日 00時00分00秒

今回の参議院選挙の退廃じゃなかった大敗の結果がでてもなお安倍首相は続投するつもりらしい。いい加減にしろ。選挙の結果は、安倍首相が首相の器でないことや構造改革路線の弊害、経済や日常生活よりも復古イデオロギー優先の政治姿勢に否!と言っているのだ。それすらもわからぬとは、鈍感にもほどがある。もう一度次の衆議院選挙で大敗させなければ分からないらしい。

安倍首相は、参議院選挙の期日を当初の予定から1週間遅らせた。様々な形式的な理由付けがなされているが、実際には政権にあることを利用して自己に有利なように期日を動かしたのだ。結果は裏目に出たが、安倍氏周辺は以下のようなことに思い至ったか?

最初の選挙予定日であった7月22日は、夏休み最初の日曜日である地方が多く、都市部では地域の夏まつり(盆踊り)などのイベントが毎年開かれる時期でもあった。イベントを主催する地元の町内会や自治会の役員は、投票所の事務の手伝いも兼ねていることが多いし、イベントを後援する地元自治体も職員が投開票事務に動員される。そこで今年は選挙があるから、夏まつりや盆踊りは7/28~7/29にあらかじめずらして設定した団体が多かった。そこへ安倍氏が自己都合で選挙をぶつけてきたのだ。町内会や自治会役員は保守的な人が多く、自民党の支持者であったはずだ。町内会で地元の神社の寄付を取り次いでも、様々な思想信条の人が加入する地域団体においてそれがふさわしいかどうかすら気にならない人たちである(笑)。そういう人たちにも、安倍首相の、下々に思い至らない馬鹿殿ぶりが伝わっただろうと思う。

年金の問題だけで大敗したことにしたいマスコミが多いだろうが、自民党公明党大敗の理由はそれだけではない。企業への減税は継続して個人の減税は打ち切ったことや、小規模農家への補助金を廃止して大規模農業のみに補助金出すことにしたなど、不公平な政策への不満だ。経済政策はほとんど手付かずなのに、防衛庁を防衛省にしたりすることだけには熱心であった。そうだ、改憲も今回の自民党の公約であった。ホワイトカラー・イグゼンプションの動きも私はまだ忘れていないぞ。

安倍首相はただちに退陣せよ。9月に内閣改造だと?ふざけるな。8月をのうのうと夏休み取るつもりでいるのか。こんな内閣に国政を任せてはいけない。

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