Nikon F100が修理から戻ってきた ― 2007年07月04日 00時00分01秒

ファインダー上のピントが合わないということで販売店経由で修理に出したニコンF100が修理完了で戻ってきた(Nikon F100を修理に出す ― 2007年06月22日参照)。
まだきちんとテストしていないのだが、ファインダー上のピント位置とオートフォーカス(フォーカスエイド)のピント位置は一致しているようだ。
修理は中古カメラ販売店からニコンへ出したようで、ニコンの修理納品書が添付されていた。どこかわけの分からないところではなく、きちんとメーカーに修理依頼をしてその書類も添付しているところが偉い。当たり前のことなのだが、それが不確かなお店もあるので、このお店は信用できる。修理依頼のときと別の店員さんだったが、返却時も「このたびはご迷惑をお掛けしました。」と言っていた。
処置内容は、「ピント不具合のため光学系部を調整しました。」とあり、部品交換せずに調整だけで済んだようだ。また、「他項目について各部精度・作動点検をいたしましたが、現在のところ特に不具合は認められませんでした。」とあった。なお、ニコンが修理しているので、ニコンによる同一箇所の不具合につき6ヶ月の保証も付いている。
また、ファインダー光学系もきれいに清掃されていた。このF100は買ったときに小さなゴミ(埃)がファインダーにあって、さらに買ってから使っているうちにもう一つゴミが増えてちょっと気になっていたのだ。
小さなゴミ(埃)だったし、ゴミ(埃)の位置はスクリーン付近だということが見て分かっていたのでゴミはスクリーンを掃除すれば直ると思って買ったのだが、実はF100のファインダーのゴミはほとんどが、スクリーンではなくユーザーが取り外せないスーパーインポーズ被照射用のもう一枚の板上にあるのだった。だからスクリーンを外してスクリーンやその上を掃除してもゴミは取れないのだった。これは買うまで知らなかった。たまたまかもしれないが、買うときに比較した多くのF100のファインダーにはゴミが入っており、買ってからオーバーホールするつもりでなければファインダーにゴミのないものを選ぶべきだ。スーパーインポーズのない機種の場合、スクリーン付近のゴミはブロアで吹けば取れるのでカビやキズ以外は気にしなくても大丈夫なのだが、少なくともF100はファインダーのゴミに要注意だ。まあ余程大きなゴミでない限り使用上での問題はないし、写りには全く影響はないのだが。使っているうちにまたゴミが入るかもしれないし。
まあ、要するに外観はきれいであまり使い込んでないと思われる個体を買ったのだが、ハズレを掴んだということだ(笑)。保証つきでよかった。修理したのでもうハズレではなくなった。がんがん使うぞ。
コメント
_ りー ― 2007年07月04日 17時50分50秒
_ Haniwa ― 2007年07月04日 23時21分15秒
>F100という生産中止後あまり経っていない、Nikonの実用機を購入したメリットです。
そうなんですよね。まだあと9年は修理できます。
ファインダーもスッキリして、実用機としてガンガン使います。
はうっ\(^o^)/
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なかなかピントの不具合までは店頭でチェック出来ないし、返品期間中に見つけるのがベストですが、ファインダーの清掃まで無料でしてもらえた、と良い方向に考えましょう。これも、F100という生産中止後あまり経っていない、Nikonの実用機を購入したメリットです。
これが、もっと古い趣味的なものだと、我慢して使うか、不具合を明記して委託で売るか、って事になります。そして逆に現行品を新品で買ったとしたら、正に「ハズレ」を掴んだということになります。
要するに「これでいいのだ」!