レビュー:「AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G(IF)」(日経DIGITAL ARENA) ― 2007年06月14日 00時00分00秒
いつもインプレスのデジカメWATCH経由のニュースが多いが、それは情報が豊富で早い上に記事がずっとWEB上に残っているからだ。さて、日経デジタルARENAがリニューアルされて、日経 DIGITAL ARENAになったようだ。
デジタル専用の大口径広角ズーム「AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G(IF)」(日経DIGITAL ARENA)
このレンズは発売されてから何年も経つし目新しいわけではないが、リニューアルのご祝儀として紹介しておこう(笑)。
DXフォーマットに限定して高画質に設計した割には、広角端で画像の中心と周辺で精細感の違いが見られるのが残念。それ以外の焦点域では、開放からクッキリとシャープで周辺減光も少ない
などと、作例とともに正直に書かれているので好感が持てる。しかし、このレンズ、DXフォーマット専用だしこの値段なので、買う機会はなさそうだなぁ(寂)。同じ値段出すなら、Ai AF Nikkor 28mm F1.4Dが欲しい(笑)。
Katz Eye Optic ファインダースクリーン(デジカメアイテム丼) ― 2007年06月15日 00時00分00秒
デジカメWATCHのデジカメアイテム丼にKatz Eye Optic ファインダースクリーン ~温故知新。デジイチにスプリットマイクロスクリーンを入れてみるが掲載されている。
独Carl ZeissのZFレンズサイトにフォーカシングスクリーンの情報が追加された(2007年05月28日)で紹介したサードパーティ製のフォーカシングスクリーンを丸橋馨氏が使われた報告だ。これはありがたい。
筆者は趣味の撮影ではMFの機械式一眼レフも使う。デジタル一眼レフはおもしろく使っているけれど、MFのフィルム一眼レフのスクリーンをのぞくたびにため息が出ることが多い。ああ、画像が大きく明るくよく見えるなあ。ピントが合わせやすいなあ、と。そうなのだ。APS-Cサイズセンサー機の小さいファインダーでは、目の悪い筆者にはピントがよくわからないことが多いのだ。
これは決して、撮像素子はフルサイズがいいとか、ファインダーはガラスプリズムじゃなきゃ嫌だという話ではないし、ファインダー視野率や倍率の問題だけでもない。スクリーンを明るくすればするほど、ピントが合わせにくくなるという事実も百も承知だ。それでもなお言いたいのは、最近のマットのスクリーンは確かに明るいけれど、このスクリーンのサイズではピントのヤマがつかみにくいということ。各社開発者のみなさん、コストを削れという上層部の圧力に屈せずカメラ部の改良もがんばってくださいな。
いや、本当に仰るとおりだ。
ただ、このリポートで気になるのは、スプリット部の話ばかりのようで、マット面でのピント合わせはどうなのかがわからないこと。私はマイクロプリズムやスプリットも使うが、一眼レフの基本はマット面でピントのヤマが分かることだと思っているので、スプリットプリズムが使えるだけだとフォーカスエイドとあんまり変わらないような気がする(フォーカスエイドには若干のタイムラグがあるので厳密には違うが)。
また、スクリーンを変えることによってボディ内蔵メーターの指示値の違いや自動露出(AE)がどうなるのかもリポートして欲しかった。スプリットが使えると快適だというのは、使わなくても想像できるので。そういう意味でこのリポートは続編を期待したい、というか肝心な点が抜けているように思う。
ファインダーつながりでもう一つ。デジタル一眼レフの中でもファインダーがいいカメラだと私が思っているPENTAX K10Dが、カメラグランプリ受賞を記念して記念モデルを発売するらしい。
ペンタックス、K10Dのカメラグランプリ受賞記念モデル(デジカメWATCH)
記念モデルというもの自体にはあまり興味はないのだが、「14日現在、K10Dの実勢価格は13万円台、バッテリーグリップ「D-BG2」の標準価格は2万4,150円。」であるところ、記念モデルは「ラバー部分を限定カラーのダークブラウンにしたK10Dとバッテリーグリップ、専用ストラップをセットにしたもの」で「店頭予想価格は14万円前後の見込み」だという。なんかお得感があるじゃないですかぁ。なんとなく背中押されるじゃないですかぁ。ニコンはこのところワクワクする発表がないじゃないですかぁ。危険だ(笑)。
DNPセンチュリア400が発売されていた&DNPセンチュリア200報告 ― 2007年06月15日 00時00分01秒

6月下旬発売と告知されていたDNPセンチュリア400フィルムがもう販売されていた。これでISO感度100、200、400と135-24枚撮りと135-36枚撮りの計6種類揃ったことになる。36枚撮りではなかなか撮りきれなかったので今回は24枚撮りを買った。
話は変わって、先行発売されていたDNPセンチュリア200フィルムの現像・プリントがあがってきた。36枚撮りを買ったもので、1回の週末では撮りきれなかったのだ。すまん。

下手な作例&小さな画像ですまないのだが、アップしておく。DNPセンチュリア200フィルムの印象としては、ほんの少し黄色味があって彩度は低めという感じだ。使ったレンズがAi Nikkor 20mm F2.8Sというコントラスト高め彩度高めのレンズだったので、上手くうち消しあっていると思う。シグマの28mm F1.8(I型)だと、黄色味が強調されて彩度の低いものになったかもしれない。このフィルムは人物撮影に向いてるかも。なお、現像したネガフィルムの端っこにはメーカー名やフィルム名は入ってなく、「200-2」とあるだけだった。

フィルムスキャナ(Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED)の設定はほとんどデフォルトのままで、リサイズしたもの。ただし、Digital ICE(ゴミ傷取り機能)はONでその他はOFF。
DNP CENTURIA 200 作例1:Nikon F100、Ai Nikkor 20mm F2.8S、1/250、F8、L37c、Nikon Super COOLSCAN 5000ED
DNP CENTURIA 200 作例2:Nikon F100、Ai Nikkor 20mm F2.8S、1/640、F11、L37c、Nikon Super COOLSCAN 5000ED
【追記:2007年7月9日】
アサブロの画像拡大機能追加に伴い、クリックすると作例が拡大されるようにした。作例1が約232KB、作例2が約275KB。【追記ここまで】
【関連】
大日本印刷株式会社、CENTURIA FILM(センチュリア フィルム)シリーズを発売!!(2007年04月20日)
大日本印刷株式会社 CENTURIA FILMの中身は?(2007年04月24日)
DNPセンチュリア100/200フィルムは5月29日発売(2007年05月24日)
DNPセンチュリア100/200フィルムはMADE IN USA(2007年05月30日)
【追記:2008年12月16日】
DNPセンチュリアフィルム生産終了らしい ― 2008年12月16日
ニッシン、小型TTLストロボ「Di28」を7月下旬に発売(デジカメWATCH) ― 2007年06月18日 00時00分00秒
ニッシン、小型TTLストロボ「Di28」を7月下旬に発売(デジカメWATCH)とのことだ。
【追記】【追記ここまで】また同社では、3月に発売したクリップオンストロボ「Di622」をD40xに対応させるファームウェアアップデートサービスを18日から実施する。
アップデートは同社サービスセンターで行なう。無償アップデートの期間は6月18日~8月17日。それ以降は窓口受け付けで1,000円、送付した場合で1,500円がかかる。
アップデートを希望する場合は、同社サービスセンターに持参するか、送付する。アップデート時間の目安は、持参した場合約15分、送付した場合は3~4日となっている。
最近はTTL調光の方式も複雑になったらしく、新機種ボディが出るとサードパーティ製外部ストロボのファームウェアもアップしないといけなくなるようだ。ファームウェアで対応できるようになること自体は大歓迎なのだが、これってカメラのファームウェアみたいに、自分でダウンロードしたファームウェアを自分で更新できるようになってればもっと買う人が出ると思うのだが。USB接続など用意しないといけないので、コストアップになるが、自分でファームアップできるかつファームウェアを頻繁に供給となれば非常に魅力的だと思う。
あと、個人的にはTTL以外に外部自動調光が欲しい。ニコン純正のストロボ(スピードライト)は、外部自動調光に対応したものが多くて重宝しているので。
【追記】
シグマ、ニコン用ストロボ3機種で発光しない不具合~D40xとの組み合わせで発生
シグマは18日、同社のニコン用ストロボの一部に、デジタル一眼レフカメラ「D40x」で使用すると発光しない不具合があると発表した。対象製品の無償修理で対応する。【追記ここまで】
ニッコール歴代レンズキャップ ― 2007年06月19日 00時00分00秒

なんかいい中古レンズないかなぁ、とふらりと中古カメラ屋さんに寄ってみたが、欲しいものはなかった。そこで、古いレンズキャップがあったのでそれを買って物欲を満たした。安上がりだなぁ(笑)。
写真は、ニッコールレンズの歴代レンズキャップ。私はキャップのコレクションはしていないので、詳しい解説もできないのだが。あくまで実用上の観点から。写真上の1から順に古い。写真の上のほうが空いているのはタイトルを入れるつもりだったが入れなかったため。すまん。
5が現行品で、4はAi Nikkor 45mm F2.8Pの専用品だ。3や5だと裏側にスプリングの構造が入っているために、Ai Nikkor 45mm F2.8Pのフジツボ型専用フード(HN-35)をしたままキャップができなくなるので、その前の型の2と同じ構造のキャップにしたのが4である。したがって、Ai Nikor 45mm F2.8P専用キャップ以外にも1や2であれば、フジツボ型専用フード(HN-35)をつけたままキャップができる(写真下参照)。私は2をAi nikkor 45mm F2.8Pにつけている。1は着脱用のポッチが引っかかりやすいので、コレクションにはいいが、実用上は2や4の方がいい。


3のキャップの時代に買ったレンズもほとんどは5の現行キャップに交換した。これはフードをしたままでもキャップの着脱がしやすいからだ。ただし、Ai Nikkor 20mm F2.8Sはフードをしないで使っているため、3のキャップを使っている。これは、5のキャップだと周囲にある着脱ボタン部分が大きい上に斜め上から力が掛かっても動くので、フードをしていないと何かの拍子に押されてキャップがポロリと落ちるからだ。何度かそういうことがあった。3ではそういうことはない。
なお、歴代のレンズキャップ(1~4)は、Nikon・Nikkorといったブランド名の左右に着脱ボタンがあったが、現行品(5)はブランド名の上下にボタンが来るようになっている。
富士フイルム「FILM&IMAGE VOL.8」が届いた ― 2007年06月20日 00時00分00秒

富士フイルムの定期購読冊子「FILM&IMAGE」の最新号(VOL.8 2007夏)が届いた。
今回の内容で特筆すべきは、執筆陣に赤城耕一氏が加わったということだ。「新連載◎赤城耕一のフィルムカメラパラダイス」が始まった。第1回はニコンF6だ。作例はAi AF Nikkor 35mm F2DとCarl Zeiss Distagon T* 25mm F2.8 ZFだ。フィルムは富士トレビ100C。
文体が少しアサヒカメラに執筆時よりもおとなしいというか真面目な感じだが、そのうちいつもの調子になってくると期待している(笑)。
他には、
- FILMIST列伝4 竹内敏信さんと「ベルビア50」
- 父といる風景 前田晃さん
- 花火を追いかけて 前嶋貞男さん前嶋裕子さん
- モノクローム珠玉の名作選8 デニス・ストック
- 達人から学ぶ ここちよい海辺の光に誘われて 野寺治孝さん
- 藤井秀樹先生のフォト・クリニック
- 内田ユキオの永遠にモノクローム 最終回
- ネオ・クラシックなカメラの楽しみ方 最終回 FUJICA GS645
内田ユキオ氏の連載とネオ・クラシックカメラの楽しみ方の連載が終わるのは寂しい。内田ユキオ氏の最終回は記事も写真も小さくなってちょっと寂しい。もう一方のGS645の記事はなかなかそそる。蛇腹があるのが買うときにちょっと気を使うところだ。記事中にも注意されているしメーカーで蛇腹修理は終了している点も書かれている。
『フィルム&イメージ』とは直接関係ないのだが、この記事のために表紙をフラットベッドスキャナでスキャンしようとしたら、ラインCCDから異音がしてずれてスキャンされた。キャリブレーションをしてもやはりずれる。とうとう壊れたか、これで透過原稿もスキャンできるものに買い換える言い訳ができた、と思ったら、もう一度電源を入れなおしてキャリブレーションしたら治ってしまった(笑)。もう10年も使っている、我が家で唯一のキヤノン製品である。Windows95時代に買った、パラレル接続の反射原稿のみの薄型スキャナなのだが、まだまだ頑張るつもりらしい。
ZaurusでTBSラジオを聞く ― 2007年06月21日 00時00分00秒

久々のザウルスネタ。今日はPDAのシャープザウルスSL-C3200でラジオを聞く話。
Zaurus用のインターネットストリーミングプレーヤーとして、はけ様のSHOUTcast Playerというものがあり、私も利用させてもらっている。
いままでこれで主に海外のネットラジオを聞いていたのだが、日本のラジオ局のリアルタイムの放送が聞けるということに気付いた。
SHOUTcast Playerの検索欄にTBSと入れるとTBS(東京放送 954KHz)の生番組が聞けるのだ。コマーシャルや時報、音楽もノーカットで放送されているようだ。ただし、インターネット回線の関係上若干の遅延がある。PHS回線のKWINS(Willcom回線)だと40秒ぐらい遅延する。自宅のADSL回線だと4秒ぐらいの遅延であった。したがって時報などはあてにならない。
しかし、TBSラジオの電波が届かないところでもネットに繋がればTBSラジオが聞けるわけだから、なんかうれしい。ちなみにSHOUTcastでのTBSラジオは56kbpsなので4×のKWINS回線ならなんとか安定して聞ける。
【追記・訂正】もうひとつ、文化放送(JOQR 1134KHz)もSHOUTcast Playerで聞ける。これは検索欄にJOQRと入れると探せる。こちらは128kbpsなのでKWINS回線ではぷちぷち途切れてうまく聞けない。もっと高速の回線だとうまくいくのだろう。文化放送もビットレートを下げてくれるとありがたいのだが。いま検索してみたらJOQRで探せなくなっているし、ブックマークからも聞けなくなっているので以上は削除します。【追記・訂正ここまで】実際、地方に行くとTBSよりも文化放送の方がラジオの電波が入りにくいので、文化放送がネット経由で聞けることのほうが意義があるのだが。その辺のところ、文化放送関係者の方よろしくです。
【追記:2007年6月22日】文化放送のインターネット生放送自体は存在する(ナイター中継のみ?)。http://www.joqr.co.jp/bbqr/参照。ただ、これはWindows Media Player形式なので、Linuxのザウルスで聞くにはかなり工夫が必要だ(ネットラジオを聴く-はけの徒然日記を参照)。SHOUTcastで全時間やってもらえないかなぁ。【追記ここまで】
ザウルスのSHOUTcast Playerで聞ける、日本のラジオ局のリアルタイムネット放送は、ほかにもあるのかもしれないがいまのところ上記TBSと文化放送しか発見できていない。
【さらに追記:2008年9月20日】
Shoutcast側の仕様変更で一覧取得・再生ともにできなくなっていたが、SHOUTcast Player 0.2.5で対応された。さっそくインストールしてみたが、ちゃんと一覧取得も再生もできる。TBSラジオも聞けた。はけ様、ありがとうございます。
【さらに追記ここまで】
【さらにさらに追記:2008年10月27日】
またまたShoutcast側の仕様変更で一覧取得・再生ともにできなくなっていたが、SHOUTcast Player 0.2.6で対応された。さっそくインストールしてみたが、ちゃんと一覧取得も再生もできる。TBSラジオも聞けた。はけ様、いつもありがとうございます。
【さらにさらに追記ここまで】
【関連追記:2008年10月28日】
SHOUTcast Player 0.2.6とAzSCPlayer2 ― 2008年10月28日
【関連追記ここまで】
Nikon F100を修理に出す ― 2007年06月22日 00時00分00秒

ちょっと早めに更新。昨年末から中古価格が下がっているのが気になって結局1月に購入したニコンF100なのだが、今回修理に出すことにした。
少し前から気付いていたのだが、どうもファインダーでのピント位置とオートフォーカス(AF)やフォーカスエイドで示すピント位置が微妙に違うようなのだ。どちらが正しいかというと、オートフォーカスの方だった。ファインダースクリーン上のピントは前ピンであった。一応、ファインダースクリーンがずれていないかなど確かめたが、定位置に納まっているようだったので故障と判断し、時間を作って修理に出すことにした。
ところで、このF100は6ヶ月の保証付きで買ったものなので、販売店に持って行くと販売価格を上限に修理代を中古カメラ店が負担してくれるのであった。ただ、ピントのズレが非常に微妙なので、買った店に行く前にニコンのサービスセンターで点検してもらった。やはりスクリーン上のピントがずれていて、ミラーが定位置よりも下がっているのが原因とのことだった。見積もりは、工賃が11200円部品代が最大で13100円の合計25515円(税込)ということであった。ミラーの調整だけで済めば工賃だけになるし、部品の交換が必要だと部品代が掛かるが、分解しないとそれは分からないのだという。その場で修理を勧められたが、カメラ店経由で出さないと自費になってしまうので丁重にお礼を言って去る。
カメラ店では、丁寧な対応であった。最初Ai AF Nikkor 50mm F1.4Sで確かめようとしていたので、私が50mm F1.4では分からなかったというと、望遠レンズを持ってきて、ピントのズレを確かめてくれた。そして最後に「このたびはご迷惑をお掛けしました。なるべく早く修理させますので。」と。素晴らしい。リスキーな商売だとも思うが、保証して売った以上、この一言が言えるかどうかでまたその店で買うかどうか決まる。ますます贔屓にしよう。以前F3を買ったらすぐにフィルムカウンターが壊れたときのお店と大違いだ。
ところで、このピントのズレだが、たぶん買ったときからのものだと思う。というのは、買うときも50mm F1.4のレンズで確かめて買ったので気付かなかったのだ。また、F100ではほとんどAFレンズをAFで使っていたので、微妙なファインダー上のピントのズレは分からなかった、もちろん50mm F1.4の絞り開放で撮ったものも、AFで撮る限りジャスピンだったのだ。
気付いたのはAi Nikkor 20mm F2.8Sを付けたときだった。超広角レンズにもかかわらず、ファインダー上のジャスピン位置とフォーカスエイドの位置が微妙に違う。しかし、シグマの28mm F1.8やAi AF Nikkor 50mm F1.4Dではずれているようなずれていないような感じではっきりしなかった。Ai AF Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)ではピントリングの回転角が小さすぎてよく分からなかった。Ai Nikkor 105mm F2.5やAi Nikor 135mm F3.5でははっきりとピントがずれているのが分かった。Macro Apo-Lanthar 125mm F2.5 SLでもピントのズレがわかった。しかし、ニッコールの105mmと135mmが一番よくわかった。この2本のレンズはピントの山がシャープでピシッとしているのだろう。マクロアポランターは両ニッコールに比べてややピントが深い印象なので、それがズレの把握の差なのだろう。またAi Nikkor 28mm F2.8Sでもピントがずれているのがよくわかった。シグマ28mm、ピント甘くなってきてるのかなぁ…。シグマの28mm F1.8はもともと絞り開放でもカミソリのようなピントじゃなかったからそんなものか(と自分を慰める)。
ちなみに、その中古カメラ店では、私がF100買ったときよりもさらに値段が下がっていた。F5も。とほほ。いま、高級フィルムカメラ、保証付きでもお買い得ですよ(中古カメラ屋さんの回し者ではないですぅ-笑)。
コメントの返信はもう少しお待ちください。すみません。
【追記:2007年7月4日】
Nikon F100が修理から戻ってきた(2007年07月04日)
朝日ソノラマが2007年9月末で「店仕舞い」 ― 2007年06月22日 00時00分01秒

クラシックカメラ専科などカメラ関係の雑誌でも有名な朝日ソノラマが2007年9月末で「店仕舞い」するとの告知をだした。
http://www.asahisonorama.co.jp/hp/whatsnew/readers.html
告知が例によって「都合の悪い告知は画像で」というのも嫌な感じだ。最後ぐらいきちんとテキストで公表したらどうだ。文章に格調がないのも出版社としてどうなのか。
朝日新聞社が引き継ぐとあるが、カメラ関係の雑誌・書籍はどうなるのかはっきりしないのがなんか不安だなぁ。クラシックカメラ選書はカメラマニアにはたまらないものがあったのに。なんだか嫌な世の中ですなぁ。
「ドラえもん にっこうデジカメ」が気になるぅ ― 2007年06月25日 00時00分00秒
休日の朝、珍しくテレビのチャンネルを変えていると、CMの「ドラえもん にっこうデジカメ」という言葉が聞こえてきた。なにー、「にっこうデジカメ」とな。これは初耳だ。気になるので検索してみた。
小学館の「幼稚園」という雑誌の7月号の付録らしい。日光写真というのはわたしも子供雑誌の付録についてきたもので遊んだことがあるが、「にっこうデジカメ」とは!?
「日光デジカメ」ということなのか。どういう仕組みなんだ、気になるぞ。しかし、上記「幼稚園」のサイトの写真を見る限り、「日光写真」そのままのような気が…。どこがデジカメなのか(笑)。「にっこう」は「日光」でも実は「日本光学」製のこども向けデジカメだったりとか(違)。それとも「日航」?単に栃木県日光市で生産しているこども向けデジカメなのか。うーん、謎は深まるばかりじゃ。ここは、恥を忍んで「幼稚園」を買うしかないのか(笑)。しかし、もしただの日光写真だったら、「デジカメでもないのにデジカメなんて言ってこどもの教育上問題ありだ」なんてクレームつけてしまいそうだ(笑)。どうせなら「ドラえもん ぎんえんカメラ」とか企画して欲しいぞ。
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