朝日ソノラマが2007年9月末で「店仕舞い」 ― 2007年06月22日 00時00分01秒

クラシックカメラ専科などカメラ関係の雑誌でも有名な朝日ソノラマが2007年9月末で「店仕舞い」するとの告知をだした。
http://www.asahisonorama.co.jp/hp/whatsnew/readers.html
告知が例によって「都合の悪い告知は画像で」というのも嫌な感じだ。最後ぐらいきちんとテキストで公表したらどうだ。文章に格調がないのも出版社としてどうなのか。
朝日新聞社が引き継ぐとあるが、カメラ関係の雑誌・書籍はどうなるのかはっきりしないのがなんか不安だなぁ。クラシックカメラ選書はカメラマニアにはたまらないものがあったのに。なんだか嫌な世の中ですなぁ。
コメント
_ りー@ノスタルジー ― 2007年06月22日 15時17分28秒
_ Haniwa ― 2007年06月22日 16時43分45秒
売ってもらった写真集をいまでも大事にしているところに感動しました。あのときりー様に売った本があれば朝日ソノラマの経営難も救えたのに…なんて、そこまでの値段ではないですね(笑)。
でも世知辛い世の中になりましたねぇ。
_ SHIDA ― 2007年06月22日 17時53分42秒
ここしばらくは文庫の新刊が出ない状態が続いていたので心配していましたが・・・・
1970年末から80年代初頭のSF小説関係の廃刊・出版社間の争いで行き場を失った若い作家に作品発表の場を与えたのがここと集英社のコバルト文庫だったのは有名な話でした。90年代の初頭、他社でわずか2冊の小説を書いたのみで消えた作家を、復活させたのもここでした。
大竹省二のレンズ観相学の一眼レフ編はどうなるのでしょうか?
_ MANA ― 2007年06月22日 19時07分50秒
ということは、「いつか買おう」と思っていたクラシックカメラ専科シリーズは、買っておいた方が良いですね。
毎度の事ながら、手に入らなくなってからでは遅いですから。
_ マニカメは ― 2007年06月23日 20時55分16秒
「吸血鬼ハンターD」なども昔はよく読んでましたが、いやはや寂しいものですねぇ。
_ Haniwa ― 2007年06月23日 21時14分44秒
わたしは詳しくはないのですが、カメラ関係以外にもそういう非常に重要な役割を果たしていたらしいですね。またまた多様性が失われようとしているのでしょうね。残念です。大竹省二のレンズ観相学の一眼レフ編はたぶん朝日新聞社から出ると思います。
MANA様
この世の中、いつか買おうというのは許されなくなってきています。でもなくなりそうだからといって手当たり次第に何でも買えるはずもなく…。
マニカメは様
皆様、カメラ関係以外で朝日ソノラマに縁がおありなんですね。わたしはカメラ関係以外ではほとんど朝日ソノラマの本を買ったことがないんです。とほほ。
朝日新聞社、朝日ソノラマの伝統をしっかり引き継いで欲しいものです。
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ここは昔は写真集も出していたんです。
学生の頃、某有名写真家のとある写真集がどうしても欲しくて、でも書店を回ってもすべて売り切れで、出版社まで行った事があります。当時は確かレモン社(昔の)の近くにありました。電話もなしに直接乗り込んだ私も若かったですが、応対してくれた社員さんは、いかにその写真家が好きかを力説する私に根気よくつきあってくれました。そして「会社の蔵書だから本当はダメなんだけど・・・」とその写真集を売ってくれました。今考えると顔から火が出ますが、なんかいい時代でしたね。その本は今ではプレミアが付いて大変な値段になってますが、もちろん大事に所有しています。