Hamaの広角レンズ用角型フード(追記あり) ― 2007年04月12日 00時00分00秒

今日はニュースネタもないようなので(笑)、機材ネタで。10年以上前から使っている汎用フードで、まだHPやこのBlogで紹介していなかったものがある。Hamaの角型フードだ。
このフードは、かぶせ式フードで、日本にはフィルター径49mm用、52mm用、55mm用の3種類が輸入されている。輸入と書いたが、ドイツ製である。他のサイズがドイツで売られているのかは不明。
材質はプラスチック製で、対応する焦点距離は35mmフィルムで24mmとなっている。これをYashica Electro 35とコニカ現場監督28HGに付けて使っている(た)。ヤシカエレクトロ35の場合はフィルター径55mmなので、そのままフィルター枠にかぶせて、レバーを倒せば少々力を入れても外れない。ヤシカエレクトロ35は焦点距離45mmなので、24mm用の「ハマ角」では足りないのではないかとも思うのだが、角型なので意外と効果がある。ヤシカエレクトロ35はレンジファインダーカメラなので、ファインダーでどのくらいケラレるかが気になるが、ファインダーを左右に2等分、上下に3等分して6等分した場合の右下の1/6が隠れる。距離計部分はケラレないので大丈夫だ。プラスチック製なので、隠れる部分に穴を開ければよく見えるようになると思うのだが、やっていない。

コニカ現場監督28HGの場合はフィルター枠がないので、レンズ前面の保護枠にガラスを外した49mm径のフィルター枠をセロテープで貼り付けて、そこへ49mm径用のHamaの角型フードをかぶせてつけた。こちらは焦点距離28mmなので、24mm用の「ハマ角」は丁度いい。ファインダーのケラレは、下の方に少し見えるだけで、エレクトロ35ほど隠れない。またオートフォーカス用の赤外線窓などは隠れず影響を受けない。現場監督は、保護ガラスにフレアカッターがついているのだが、逆光時に白っぽく写ることがある。手でハレ切りすれば改善するのだが、エレクトロ35や現場監督は、撮影用のレンズとファインダーが別なので、ハレ切りしたつもりでフィルム現像したらばっちりハレ切りした物が写っていたということがある。このハマ角をつけていればハレ切りしなくても白っぽくならない。何年か前にセロテープが汚くなって剥がしたままハマ角は使わなくなっていたのだが、この記事をきっかけにまた付けてみようと思う。ハマ角は最初現場監督用に買って、気に入ったので、ヤシカエレクトロ35用にも買ったのだった。現場監督にハマ角を付けた写真はあとで追加する予定。
なお、ハマ角用の四角いレンズキャップも付属している。真ん中でつまんではまるタイプのキャップで使い勝手もよい。ただ、フードが広角用にしては深いので、使わないときでもキャップしなくてもいいように思う。実際撮影に行く時にはハマ角用のキャップを持っていかないことが多い。これはレンズ固定式のカメラにつけているからかもしれない。交換レンズにつけるのならばこのキャップは活躍するかもしれない。
写真(上)は、Hamaの角型フード(55mm径用) + Yashica Electro 35 (Yashinon-DX 45mm F1.7)。後ろに、今はなき京セラContaxの55mm用キャップが少し写ってしまった。すまん。
デジカメWATCHの「デジカメアイテム丼」でも2006年の1月に紹介されている。
Hama「スナップオンタイプ角型フード」ドイツからやってきた、カッコいい角型デザインの汎用フード(デジカメWATCH 2006年1月31日)
【追記:2007年4月16日】
コニカ現場監督28HGにHamaの角型フード49mm径用をつけた画像を追加した(写真:下)。
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