ニコンD40x,AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G(IF)新発売・Nikon View Pro発売中止 ― 2007年03月07日 00時00分00秒

相変わらずタイトルが長くてすまん。半日遅れの情報ですまん。
ニコンがデジタル一眼レフD40の後継機D40xとレンズ内手ブレ補正機構内蔵の普及版望遠ズームを発売する。またNikon Viewの後継ソフト、Nikon View Proは発売を断念した。
D40xは、撮像素子が「D80」と同等のCCDを搭載して有効画素数は10.2メガピクセルになった。こんな短い期間に新機種が出るというのは、D40に搭載している6.1メガピクセル(610万画素)のCCDの供給がなくなった(あるいはいい加減製造をやめたいとCCD供給元に言われた)のかもしれない。他社の撮像素子を購入してカメラを作っている以上、供給元が従来の素子を製造中止すれば、カメラも仕様変更せざるを得ない。
【追記:2007年3月9日】りー様のたしかな情報筋によると、D40とD40xとは併売になるそうだ。以上の私の推測は外れたようだ。皆様、情報ありがとうございました。(コメント欄参照)【追記ここまで】
心配なのは、D40は610万画素の撮像素子で無理をしていないため高感度のノイズが少ないというメリットがあったのだが、それが1000万画素になってどうなるのかということだ。D80と同レベルになってしまったのではもったいない。デジタルカメラメーカーは撮像素子も自分で作らないとそのうち苦しくなってくるかもしれない。その点ソニーやパナソニック、富士フイルム、キヤノンは有利だ。ニコンもなかったことにされているLBCASTをなんとか頑張ってもらいたい。
【追記】それにしても、D40xよりはD40の方が、D40よりはD50の方が魅力的に思えてしまう(笑)。新しく出る廉価機種ほど私にとって魅力がないというのはなんとも…。欲しがりません、フルサイズが手ごろな値段になるまでは(笑)。【追記ここまで】
AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G(IF)は、廉価版のコンパクトな(暗いが)望遠ズームにVR(手ブレ補正)がついた。他者はボディ内手ブレ補正を展開しているので、レンズ内手ブレ補正派のニコンは、必要なレンズをどんどんVR化していく必要がある。とくにセットで売られるレンズがVRになっていないと、他社の手ブレ補正内蔵廉価版ボディに見劣りするので急務だった。そういう意味ではもっと早く出てもよかったレンズだろう。値段も抑えられていて、ベストバイレンズだろう(暗いが←しつこい)。
Nikon View Proは期待していた人も多かったのではないか。私もNikon View 6のサポートが打ち切られたので、Nikon View Proの評判がよければ有料でも購入しようかと思っていたので残念だ。りー様のコメントにこのあたりの情報がある。りー様情報ありがとうございました。
【さらに追記】デジカメWATCHの記事(http://dc.watch.impress.co.jp/cda/accessories/2007/03/06/5741.html)によると、
また、ニコンは、今年中に同社のホームページより無償ダウンロードが可能な、新しい閲覧ソフトを開発中としている。
おお、手厚いサービス。さすがニコン。でも「今年中」って(笑)。一から作り直してるのね。
って、ニコンの公式発表にも書いてあることだった(鬱)。【さらに追記ここまで】
【関連】
デジタル一眼レフカメラ「ニコンD40x」の発売について
AF-S DX VR ズームニッコール ED 55-200mm F4-5.6G(IF)の発売について
高速画像閲覧ソフト「Nikon View Pro」発売中止のお知らせ
写真は記事とは関係ない。
昨日の続きの写真。JR東日本新横浜駅篠原口の駅舎の階段を下りてすぐの光景。とてものぞみ号の止まる駅の駅前とは思えない(笑)。
新横浜駅篠原口:GR DIGITAL 28mm相当、1/760sec、F3.5、ISO64、-0.3EV、プログラムオート
【関連追記:2007年4月19日】
AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 55-200mm F4-5.6 G (IF)交換レンズ実写ギャラリー(デジカメWATCH) (2007年04月16日)
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