富士フイルム FinePix S5 Pro【第2回】(デジカメWATCH)2007年02月16日 00時00分00秒

カメレオン:GR DIGITAL 28mm相当 1/570sec F3.5 ISO64

富士フイルムから発売された、ニコンFマウントの新しいデジタル一眼レフFinePix S5 Proの「気になるデジカメ長期リアルタイムレポート」が第2回まで進んできている。
富士フイルム FinePix S5 Pro【第2回】上海でスナップ!(デジカメWATCH)

FinePix S5 Proは、ベースのボディがニコンD200になったので、非CPUレンズでも露出計が働くし、レンズを登録すればマルチパターン測光も可能になる。理想的なボディだ(ちょっと値段が高いけど…)。

今回の記事中では、フォクトレンダーのUltron 40mm F2 SL Asphericalを装着している。うう、マニア泣かせなことをするじゃないか、インプレスは!

でも残念なのは、40mmレンズをつけても画角は60mm相当になってしまうこと。広角レンズでこうした小さめのレンズでスナップをしてみたいのだが、ニコンのレンズラインナップではそういうことはできない。私がニコンのデジタル一眼レフに踏み切れない一番大きな理由である。ペンタックスのsmc-PENTAX DA 21mm F3.2 AL Limitedみたいなレンズがなぜニコンから出ないのだろうか。それ1本あるだけで私は1年半前にD50を買っていただろう。いまならD40を買っていただろう。ああ、そうか。そういうレンズを出すと安いボディしか売れなくなるからか(笑)。じゃあ、今後もそういうレンズが出るのは期待薄だなぁ。

ニコンがDX単焦点レンズを出さないのは、DXフォーマットの将来性への不安にも繋がる。将来的にDXフォーマットを続けるとは限らないから、DX単焦点レンズを出さないのではないか、と思わせてしまうのである。これもニコンのデジタル一眼レフに躊躇する理由だ。DX単焦点レンズが揃わなくても現行レンズで楽しめればDXボディでも問題ない。しかし、Ai AF Nikkor 18mm F2.8Dといった28mmに相当するレンズは既に生産終了だ。Ai Nikkor 18mm F3.5Sも生産終了だ。これらのレンズはもともとの値段が高いので、中古価格も高い。どうしろというのだ。

ああ、富士のFinePix S5 Proの話だったのに、なんかニコンのデジタル一眼レフへの文句になってしまった。すまん。富士フイルムは135フルサイズの撮像素子を作らないのかなぁ。ラティチュードの広い富士の撮像素子が135フルサイズで出れば理想的だ。レンズの広角対応が乏しいのなら、フォーマットで対応して欲しい。

でも、デジタル一眼レフでレンズを色々試して、楽しそうだなぁ…。

写真は記事とは関係ない。カメレオン:GR DIGITAL 28mm相当 1/570sec F3.5 ISO64(プログラムオート)

さよなら、僕のコダクローム(日経BP)(追記あり)2007年02月16日 00時00分01秒

Kodak Kodachrome 200 (KL),Kodachrome 64 Professional (PKR) and Kodachrome 64 (KR)

日経BPに珍しく写真関係の記事が出ていた。
さよなら、僕のコダクローム(三井公一氏:日経BP)

短い記事だが、こういうものは続けて欲しい。しかし、

久々にフィルムカメラを引っ張り出して、コダクロームで写真を撮ってみませんか?

なんて言われても、もう売ってないじゃないか。最後の予約とか受け付けてくれるんならいいけど。【追記】あともう1回ぐらい入荷があるようだ。必要ならば小売店に予約するのがいいだろう(受け付けてくれれば)。店頭に商品が並んでも翌日までにはなくなっているだろうから。【追記ここまで】【さらに追記:2007年3月2日】3月に入ってからPKRを10本買い増しした。コダックは駆け込み需要に対応すべく努力してるのだろう。New FM2シルバー + Ai Nikkor 50mm F1.4Sの青年 (2007年03月02日)参照。【さらに追記ここまで】

あと、海外では販売継続だから、来年以降ヨドバシカメラあたりがコダクロームを輸入してアメリカに現像を出す取次ぎとかやってくれないかなぁ。ヨドバシカメラの社長はライカをあれだけ集めるぐらいの人だから、写真文化の継続にそれぐらいやってくれてもいいんじゃない?購入は完全予約制で、フィルム購入申込から1ヶ月で入荷、現像も月に1回まとめてアメリカに送る、というようなサイクルでもいい。急ぐ場合は他のフィルムやデジカメがあるのだから。

余談だが、上記日経BPの記事の写真、マニア泣かせですなぁ(笑)。右はF3P+MD-4にAi Nikkor 180mm F2.8Sだし、左はLeica M6TTL(たぶん)にCarl Zeiss Hologon(Contax G用Hologon 16mm F8の改造のようにも見えるが、詳しくない)だ。また、これの前の回の記事では、夜景をD40で撮っている。やはり高感度ノイズはD40が一番少ないのだろう。うまく使い分けておられるようだ。

【関連】
コダック コダクローム200フィルムが国内販売中止(2005年12月21日)
コダクローム64プロ(PKR)で桜(2006年04月06日)
写真工業2006年8月号「コダクロームに寄せる思い」(2006年07月21日)
コダクローム64・コダクローム64プロ、ついに国内販売終了(2006年12月13日)
コダクローム64(KR)を購入(2006年12月18日)

【関連追記:2007年11月22日】
コダック、再度コダクロームフィルムの国内処理終了を告知 ― 2007年11月01日
コダクローム、現像受付明日11月5日から再開 ― 2007年11月04日
Kodachrome 海外現像は3507円で納期2~3週間 ― 2007年11月22日

Nikon MB-15(ニコンF100用マルチパワーバッテリーパック)登場!2007年02月19日 00時00分00秒

Nikon F100 + MB-15 + おもしろレンズ工房ぎょぎょっと20(20mm F8) + 専用フード TI.HK-1

皆様ご想像のとおり、手元にNikon MB-15がある(笑)。安かったので買ってしまった。

しかし、何に使おう(笑)。買ってから必要性を考えてみる(笑)。

1.MB-15を使うとノーマルの4.5コマ/秒が5コマ/秒になる。
う~ん、秒4.5コマでも十分な上に、いつもシングル(S)で撮ってるし(爆)。

2.縦位置シャッターボタンやメインコマンドダイヤル、AFボタンが便利。
う~ん、縦位置では右を下にしているので、右を上にする前提の縦位置のボタン類は使わない(爆)。

3.MB-15の底の方が、F100単体の底よりも前後に幅広なので、三脚使用時に安定する。鏡筒の太いレンズで雲台にレンズが当たらなくなる。
う~ん、手持ち撮影が多いし、超望遠レンズは細身のどどっと400(400mm F8)しか持ってないし(爆)。

4.なんか安いし、あとで欲しくなって探すと結構ないし、美品が豊富にあって安いうちに買っておいて損はないでしょ、てなとこか(爆)。

と個人的には必要性の低いMB-15であったが、それはニコン製品、なかなか細部にまで細かな気配りが。でも今日は忙しいのでまた次回以降に(爆)。

写真は、Nikon F100 + MB-15 + おもしろレンズ工房ぎょぎょっと20(20mm F8) + 専用フード TI.HK-1だ。おもしろレンズ工房の外観写真はもしかしたら、Haniwa史上初公開かもしれない(笑)。

【追記:2007年2月21日】
Nikon MB-15(ニコンF100用マルチパワーバッテリーパック)その2(2007年02月21日)

Nikon MB-15(ニコンF100用マルチパワーバッテリーパック)その22007年02月21日 00時00分00秒

Nikon F100 + MB-15 + Ai AF NIkkor 50mm F1.4D

Nikon MB-15(ニコンF100用マルチパワーバッテリーパック)の続き。

MB-15は、よくできている。しっかりした造りで、F100本体と接するベース部分が金属製でその他がプラスチック製なのだが、剛性はあって、MB-15自体がぐにぐにしない。またF100ボディに装着したときも一体感があって、装着部分がぐにぐにしない。

グリップも手にしっくりきて滑りにくい。長時間握っていても疲れにくそうだ。前にも書いたが、手に当たる部分が固定化されるようなグリップデザインだと、長時間握っていると手が痛くなってくる。バイクのシートもそうなのだが、おしりにぴったりの形にすると短時間ではすわり心地がいいのだが、長時間同じ箇所が当たり続けると痛くなってくる。長時間握ったり座ったりしている時は、知らず知らず微妙に位置をずらしているのだ。それができないようなグリップやシートは、「人間工学」っぽくみえるが実は人間にやさしくない。F100やMB-15のグリップは、その辺よくできている。

Nikon MB-15(for F100)

F100に装着するときは、F100のグリップ内の電池をMS-12(またはMS-13)アダプターごと外し、F100底面のゴムの接点カバーを外す。この接点カバーはなくさないようにMB-15にはめておく場所が用意されている(写真参照)。

縦位置関係のボタン類だが、個々のボタンはF100本体のボタンと感触はほとんど同じで、よい。ただ、コマンドダイヤルは1つしかない。メインコマンドダイヤルに相当する親指用のダイヤルしかない。また縦位置用のAF-ONボタンはあるが、縦位置用のAE-L/AF-Lボタンはない。なんだか中途半端なような気がする。

一番の問題は、縦位置用メインコマンドダイヤルしかないので、絞り優先モード(A)のときに縦位置で絞りを変更しようとすると、デフォルトではMB-15からは絞りを変更できないこと。カスタムセッティング12でコマンドダイヤルの入れ替えをすると、縦位置用のメインコマンドダイヤルで絞りの変更ができるようになるが、こんどはPモード(プログラムオート)やSモード(シャッタースピード優先)、Mモード(マニュアル露出)でプログラムシフトやシャッタースピードの変更に困る。

しかも、F6と違って、F100はカスタムセッティングの内容が液晶には表示されないので(番号だけが表示される)、撮影中に頻繁にカスタムセッティングを変更するのには向いていない。使用説明書のカスタムセッティング部分のコピーを持ち歩かなくてはならない。

あるいは、コマンドダイヤルはデフォルトのままで、絞りリングでの絞り変更をするカスタム22を変更すると、絞りは絞りリングで、シャッタースピードは縦位置メインコマンドダイヤルで操作することができ、すっきりするかもしれない。ただし、F100には光学式の絞り読み取り機構がないので、絞りを確認しにくい。スーパーインポーズの部品がペンタ前部に入っているので、光学式絞り読取機構は採用しにくかったのだろう(最初から採用しないという方針だったかもしれないが)。

サブコマンドダイヤルとAE-L/AF-Lボタンさえあれば完璧なのに、F一桁とわざと差別化しているのだろうか。

ということで、個人的には大きなレンズでバランスを取るためや三脚での安定用のMB-15と考えることにした。あとは、F3 + MD-4とF100 + MB-15の2台体制で周囲を威嚇するぐらいか(←なんの為に威嚇する必要があるのか不明-笑)。

F100の使用説明書には単3形ニッケル水素電池が書かれていないのだが、未対応なのだろうか。いまのところF100本体には単3形リチウム電池4本を入れて(単3形リチウム電池は対応電池として書かれている)、MB-15にはサンヨーのeneloop単3形ニッケル水素電池6本を入れている。F100は電池食いで、電圧低下で不安定になりやすいと聞いたことがあるが、単3形ニッケル水素電池が説明書に書かれていないことと関係あるのだろうか。

【関連】
Nikon MB-15(ニコンF100用マルチパワーバッテリーパック)登場!(2007年02月19日)

PMA2007で富士フイルムは銀塩新フィルムを展示2007年02月22日 00時00分00秒

三浦大根:GR DIGITAL 28mm相当、1/760sec、F7.1、ISO64、-0.3EV、プログラムオート

富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は2007年3月8日(木)から11日(日)までアメリカ ネバダ州ラスベガスのラスベガスコンベンションセンターにて開催されるPMA2007に各種新製品ならびに新サービスを出展するそうだ。
PMA2007は 「Fujifilm. Expand the World of Imaging (フジフイルム エクスパンド ザ ワールド オブ イメージング)」 をスローガンに各種新製品、新サービスを出展(2007年2月22日)

その中で注目は、以下の3つ。

  • アマフィルム 135/APS CLN ラインアップ
  • プロフィルム Fujichrome Velvia 50
  • フィルムカメラ CLEAR Shot MII/VII
さらに銀塩写真の分野ではプロフィルムやQuickSnap(写ルンです)の新製品を含めた豊富なラインアップを展示、写真文化を守る富士フイルムをアピールしてまいります。

Fujichrome Velvia 50を新材料で復活させる話は既に報じた(カラーリバーサルフィルム フジクローム Velvia II(仮称)の開発および発売について:2006年10月20日 富士フイルム株式会社)が、「アマフィルム 135/APS CLN ラインアップ」って何だろう。しかも、135だけじゃなく、APSも出すなんて、凄過ぎる。

フィルムカメラ CLEAR Shot MII/VIIって何だろう?いまどきフィルムカメラを新製品で出すのは、先進国では富士とコシナぐらいだろう。【追記】IIの付かない先代は、こんなコンパクトカメラだった。http://shop.arena.nikkeibp.co.jp/item_info/10002461020805.htmlとほほ。【追記ここまで】

ああ、富士フイルム製品をもっと買ってあげなきゃ。

写真は記事とは関係ない。三浦大根:GR DIGITAL 28mm相当、1/760sec、F7.1、ISO64、-0.3EV、プログラムオート

日本カメラ2007年3月号から2007年02月23日 00時00分00秒

日本カメラ2007年3月号

今月は日本カメラ2007年3月号を買った。今月号のアサカメはニコン関係の記事が少ないからだ(ポンカメも少ないのだが)。日本カメラを買う気になった、「気になる記事」は以下のもの。
表紙のタイトルと目次のタイトルが異なるため、目次のタイトルで示した。

  • さようならコダクローム
  • 今あえて使いたい機械式カメラたち フルマニュアルカメラ再考
  • 21mm超広角フレーム搭載フォクトレンダーベッサR4A/R4M
  • まるごとっ!!中古カメラ市を愉しむっ!!

コダクロームは生産が中止されるわけではないのだが、日本での発売と現像が終了するので、日本では事実上常用しにくくなる。その意味で「さようなら」は、仕方ないのか。でも、きっとどこかがコダクロームの輸入とアメリカへの現像処理依頼の代行をやってくれると信じている。私は家族や親戚の大事な写真はコダクロームで撮ることにしていたのだが、今後もそういう使い方をしたい。値段が高くなっても(そうは言っても限度があるが)コダクロームには拘りたい。他人からみたら下手糞な写真で保存するに値しないかもしれないが、当事者からすればかけがえのない写真なのだ。そういう写真を今後もコダクロームで残したい。

デジタル一眼レフはファインダーがアレだとか、ニコンF100のファインダー倍率が低いだの言っている私には、実はニコンFやニコンF2などの機械式カメラが向いているのだろうとは思っていた(シャッターが機械式かどうかとファインダーがいいかどうかは本来別なのだが、実際には機械式カメラはファインダーでマニュアルフォーカスしやすいことが多い)。しかし、これらのカメラは奥が深く、手を出すと深みにはまってしまいそうなので、見ないようにしていたのだ(笑)。しかし、FやF2と言えども一時のブームは去り、コレクターズアイテム以外は手の届く価格になってきている。危ない(笑)。

35mmのフレームまでしかなかったベッサが、ついに21mmフレームを内蔵。そこまでしなくても28mmフレームでいいのだが、それだと差別化ができないので21mmなのだろう。うう、店頭でファインダーを見るのが楽しみだ。

一番下の、中古カメラ市の記事は、今回の第29回世界の中古カメラ市(東京・松屋銀座)に行けるか微妙なので、悔しい(笑)。ああ、行きたいなぁ。

最後に、日本カメラのサイトについて注文をつけておく。アサヒカメラ写真工業のサイトでは、その月の目次が見られるのだが、日本カメラのサイトではその月の号に何が載っているのかよく分からない。とりわけ、テストリポートにニコンのカメラやレンズ、ニコンFマウントのレンズが取り上げられているときは買う気満々になるのだが、テストリポートにどの機種が取り上げられているか書かれていないと、本屋に立寄ってポンカメを触る気もしない(笑)。これは損だと思うのである。

また目次がWeb上にあると、買う前からこういうBlogや掲示板などで記事内容への期待などが書かれて、宣伝にもなるし今後の編集方針の参考になるのに。このBlogでアサヒカメラを取り上げることが多いのは、別にアサカメ贔屓なのではなく、ポンカメは実際に買わないと話題にできないからだ。買わないと話題にできないことが、売り上げに繋がると思ったら大間違い。ポンカメなど買わずとも写真は撮れるし、情報は得られる(笑)。話題になればその人は買わなくても別の人の琴線に触れてその人はポンカメ買うかもしれない。本当に日本カメラは分かってないなぁ。

Ai AF Nikkor 60mm F2.8Dの最小絞りはF32?F54?(追記あり)2007年02月26日 00時00分00秒

今日も日本カメラからのネタですまん。表題のAi AF Nikkor 60mm F2.8Dの最小絞りはF32?F54?に関して、今月の日本カメラ2007年3月号に不思議な記事を見つけた。

レンズの絞りは小さいほどよいが、通常の絞りはF32までしかない。F32だと絞りが足らないことが多い。色々と調べた結果、富士フイルムS3プロにニッコール60ミリマクロを付けるとF38・F45・F54まで使えることがわかったので(メーカー確認済み)、現在はこの組み合わせで便利に使っている。
日本カメラ2007年3月号92ページ「水滴写真のつくりかた」渡辺利彦氏

Ai AF Nikkor 60mm F2.8Dは持っていないのだが、ニコンの絞り制御はバネの力で絞り羽根が絞り込まれる構造になっている。レンズ単体では絞り込まれる方向に力が掛かっている。最小絞りに絞りリングがセットされていると、レンズ単体では最小絞りにセットされる。中間の絞りに絞りリングをセットすると、絞り羽根はもっと絞る方向に動きたいのだが、リングに制限されて、指定の絞りまでしか絞られない。ボディ側で絞りを制御する場合もこれと同じで、最小絞りにリングをセットしておいて、絞り連動レバーを目一杯動かすと最小絞り、途中までしか動かさないと、その途中の絞りまでしか羽根が絞り込まれないという仕組みだ。

それが、絞りリングがF32までしかないレンズでどうしてF54まで絞られるのかがわからない。レンズ単体でF32までしか絞れないのに、どうしてFinePix S3Proのボディ側からF32を超えて絞れるのだろう。メーカー確認済みというが、ボディの富士フイルムに確認したのか、レンズのニコンに確認したのか気になる。

あるいは、Ai AF Nikkor 60mm F2.8Dは等倍時にF32よりもF値が暗くなるのを絞りを開くことでF32を維持するような仕組みを持っているのだろうか。その仕組みをボディ側から解除する、と。それか、ボディ側が絞りを維持する設定になっているのを(繰り出すあるいはズーミングにつれて、絞り連動レバーを開ける方向にずらす)のを解除する(これだとほかのレンズボディでもできる機種がある)。それらならわかるが、無限遠時にF32までしかないレンズでF54まで絞れるのだとすれば、どういう原理でF54まで絞れるのか知りたい。これは、Ai AF Nikkor 60mm F2.8Dと富士FinePix S3Proとの組み合わせだけなのか。他のレンズやボディではどうなのか。なんか色々と気になる記事だ。

【追記:2007年2月27日】
昨晩、MANA様とBlackCrane様からコメントをいただき考えた結果、この渡辺利彦氏は、どのレンズでも全群繰り出す方法でマクロ撮影をすると実効F値が大きくなる(暗くなる)ことを知らないで書いているという結論に私は達した。ボディ側から絞りを制御するニコンボディにDタイプのマイクロニッコールを付けると、繰り出して実効F値が大きくなるとカメラ側のF値表示も大きくなる。それを何か特別のことだと勘違いしているようなのだ。実効F値を表示するのは特別の機能だが、実際に実効F値が大きくなっているのは、このレンズやボディの特別の機能ではない。どのレンズでも全群繰り出せば実効F値は大きくなるのである。
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/profile/about/history/nikkor/n18j.htm

例えばニコンF3ボディにAi AF Micro Nikkor 60mm F2.8Dレンズをつけて等倍になるように繰り出した場合、絞り表示がレンズの絞りリングのF32のままであっても、実効F値はF32ではなくF54なのである。これは、Ai Nikkor 55mm F2.8に接写リングをつけようが、Ai AF Nikkor 50mm F1.4Dをベローズにつけて等倍にしようが、絞り2段(4倍)近くの露出倍数が掛かるのは同じだ(フォーカシング方式やレンズの最小絞りによってF値の違いがある)。ちなみに手元のMacro Apo-Lanthar 125mm F2.5SLは最小絞りがF22までしかないが、等倍時には露出倍数が4倍(説明書に明記)で実効F値はF44になる。

日本カメラの同記事末尾によると、渡辺氏は1937年生まれで元ペンタックスの社員で1980年からフリーで日本写真家協会会員なのだそうだが、TTL測光以外の方法でマクロ撮影をしたことがないのだろうか。いや、TTL測光であっても繰り出すとファインダーが暗くなっていくことで、露出倍数が掛かることはわかるはずだ。「多数の写真クラブ講師をつとめる」とあるのだが、大丈夫なのか。私は、無限遠時にF32までしかないレンズをF54まで絞れる特別な機能があるのなら、中古でFinePix S3Proを買おうかと思ったぐらいだ(笑)。

下の [コメント] をクリックしてコメントもお読みください。

MANA様、BlackCrane様、コメントありがとうございました。

SONY GPS-CS1Kでデジタル画像に位置情報2007年02月27日 00時00分00秒

SONY GPS-CS1K and Kodachrome 200 (KL)

去年の9月に発売になったソニーのデジタルカメラのアクセサリー、GPS-CS1Kをしばらく前に購入して使ってみた。これは、GPSレシーバーとその情報をPCに取り込んでデジタルカメラの画像のEXIFに書き込むソフトと地図ソフトのセットだ。元々はソニーのデジタルカメラのアクセサリーなのだが、保証範囲外ながらも他社のデジタルカメラで撮ったJPEG画像のEXIFにも位置情報を書き込める。写真のように意外と大きいものだ。

GR DIGITALで撮ったJPEG画像のEXIFにこのGPS-CS1Kで得た位置情報を書き込んで使っている。書き込む場合に不安なのは、位置情報を書き込むと元からあったEXIF情報が損なわれるのではないかということだが、説明書には明記されていなかったが実際に試した結果、元のEXIF情報はそのままでそこに位置情報が追加される。EXIFに位置情報を書き込む場合は、上書きするか別名で保存するか聞くダイアログが出る。

GPS-CS1Kの感度だが、思ったほど悪くない。だいたい1分以内に衛星を捕捉し始める。急いでいる時は、電源を入れたまま捕捉前に歩き出す。それでもしばらくしたら捕捉し始める。ただ、捕捉前にビルなどの多いところへ移動してしまうとなかなか補足してくれないので、開けたところでないと捕捉前の見切り発車はよくない。また、衛星捕捉後は乗用車の後部座席やバスの中でも時々位置情報が得られている。特にバスは真ん中付近の座席でもかなり位置情報が得られていた。電車はごくたまに得られるという程度。ただ、JR新宿駅のプラットホームのような開けていて屋根がスレートのようなところでは意外にも位置情報が得られた。小田急新宿駅のような建物の中が駄目なのは当然だが。アンテナさえ空に向けられれば時速500kmまでは大丈夫と説明書にある。

精度なのだが、大体正確だが、5mぐらいずれていることはざらにある。同じ位置に長時間留まっているときもあちこち位置が飛んでいる。ビルがあるところでは10mから20mぐらい位置がずれていることがある。

付属ソフト以外では、このBlogにもトラックバックいただいているKawasanの谷町マップが優れものである。これはGPS-CS1KのデータをGoogle MapsやGoogle Earth用に変換してくれるソフトである。これによって、デジカメ画像に位置情報を書き込むだけでなく、どういうルートで移動したのかを地図上に表すことができる。フリーソフトとして公開してくださっているので、ありがたく使わせてもらっている。
谷町山岳警備隊
☆★☆谷警 Software☆★☆の谷町マップ Ver.1.08
【 ★谷町マップ(Ver.1.0.8)★ 】(Kawasanのグルメと旅の極楽街道 IN 谷町工房)

【関連】
ソニーGPSユニットキットGPS-CS1K(2006年08月31日)

【関連追記:2008年2月26日】
SONY デジタルカメラ用GPSユニットキット「GPS-CS1KSP」発売 ― 2008年02月26日
【関連追記ここまで】

【さらに関連追記:2008年4月11日】
ACC-GPS(SONY GPS-CS1K用アップグレードキット)が届いた ― 2008年04月11日
SONY GPS-CS1KのアップグレードキットACC-GPSが全然来ない ― 2008年03月27日
ATPのデジカメ用GPSレシーバー「PHOTO FINDER」 ― 2008年03月14日
【さらに関連追記ここまで】

ニコングループ(子)会社の会社分割による新会社設立、合併・再編キター2007年02月27日 00時00分01秒

今日午後、ニコングループ会社の会社分割による新会社設立、ニコングループ子会社合併・再編が発表された。これがカメラ・写真趣味にどう影響するのかはわからない(笑)。
ニコングループ会社の会社分割による新会社設立について
ニコングループ子会社の合併・再編について
栃木ニコンはニッコールレンズを製造しているところだ。また、ニコン技術工房は「おもしろレンズ工房」を設計したの発売元だったところだ。

また、わたしには全然関係ないが(笑)、
募集新株予約権(株式報酬型ストックオプション)の割当てに関するお知らせ(PDF:143KB)
も発表されている。

また、上記とは関係ないが、
画像真正性検証ソフトウェア Ver.1.0.1 Updater ( Windows 版 ) ダウンロードの開始
も発表されている。これはWindows Vistaに対応したようだ。

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