SONY GPS-CS1Kでデジタル画像に位置情報 ― 2007年02月27日 00時00分00秒
去年の9月に発売になったソニーのデジタルカメラのアクセサリー、GPS-CS1Kをしばらく前に購入して使ってみた。これは、GPSレシーバーとその情報をPCに取り込んでデジタルカメラの画像のEXIFに書き込むソフトと地図ソフトのセットだ。元々はソニーのデジタルカメラのアクセサリーなのだが、保証範囲外ながらも他社のデジタルカメラで撮ったJPEG画像のEXIFにも位置情報を書き込める。写真のように意外と大きいものだ。
GR DIGITALで撮ったJPEG画像のEXIFにこのGPS-CS1Kで得た位置情報を書き込んで使っている。書き込む場合に不安なのは、位置情報を書き込むと元からあったEXIF情報が損なわれるのではないかということだが、説明書には明記されていなかったが実際に試した結果、元のEXIF情報はそのままでそこに位置情報が追加される。EXIFに位置情報を書き込む場合は、上書きするか別名で保存するか聞くダイアログが出る。
GPS-CS1Kの感度だが、思ったほど悪くない。だいたい1分以内に衛星を捕捉し始める。急いでいる時は、電源を入れたまま捕捉前に歩き出す。それでもしばらくしたら捕捉し始める。ただ、捕捉前にビルなどの多いところへ移動してしまうとなかなか補足してくれないので、開けたところでないと捕捉前の見切り発車はよくない。また、衛星捕捉後は乗用車の後部座席やバスの中でも時々位置情報が得られている。特にバスは真ん中付近の座席でもかなり位置情報が得られていた。電車はごくたまに得られるという程度。ただ、JR新宿駅のプラットホームのような開けていて屋根がスレートのようなところでは意外にも位置情報が得られた。小田急新宿駅のような建物の中が駄目なのは当然だが。アンテナさえ空に向けられれば時速500kmまでは大丈夫と説明書にある。
精度なのだが、大体正確だが、5mぐらいずれていることはざらにある。同じ位置に長時間留まっているときもあちこち位置が飛んでいる。ビルがあるところでは10mから20mぐらい位置がずれていることがある。
付属ソフト以外では、このBlogにもトラックバックいただいているKawasanの谷町マップが優れものである。これはGPS-CS1KのデータをGoogle MapsやGoogle Earth用に変換してくれるソフトである。これによって、デジカメ画像に位置情報を書き込むだけでなく、どういうルートで移動したのかを地図上に表すことができる。フリーソフトとして公開してくださっているので、ありがたく使わせてもらっている。
谷町山岳警備隊の
☆★☆谷警 Software☆★☆の谷町マップ Ver.1.08
【 ★谷町マップ(Ver.1.0.8)★ 】(Kawasanのグルメと旅の極楽街道 IN 谷町工房)
【関連】
ソニーGPSユニットキットGPS-CS1K(2006年08月31日)
【関連追記:2008年2月26日】
SONY デジタルカメラ用GPSユニットキット「GPS-CS1KSP」発売 ― 2008年02月26日
【関連追記ここまで】
【さらに関連追記:2008年4月11日】
・ACC-GPS(SONY GPS-CS1K用アップグレードキット)が届いた ― 2008年04月11日
・SONY GPS-CS1KのアップグレードキットACC-GPSが全然来ない ― 2008年03月27日
・ATPのデジカメ用GPSレシーバー「PHOTO FINDER」 ― 2008年03月14日
【さらに関連追記ここまで】
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