キヤノン、「EF 50mm F1.2 L USM」の発売日を1月26日に決定 ― 2007年01月12日 00時00分01秒
普段あまりキヤノン関係のニュースは扱っていないのだが、別にキヤノンが嫌いというわけではない。縁がないだけだ(笑)。某経団連の会長やってる人はあまり好きではないが(笑)。
さて、前置きが長すぎた(笑)。
キヤノン、「EF 50mm F1.2 L USM」の発売日を26日に決定(デジカメWatch)
単焦点で35mmフルサイズ用のイメージサークルを持つレンズが新発売だというのだから、スルーするわけにはいかない。いいなぁ。どんな写りをするのだろう。デジカメだけでなくフィルムでの実写レポートにも期待したい。これはデジカメWatchには無理な注文かもしれないから、アサヒカメラ・日本カメラ等の写真雑誌に期待したい。
EF 50mm F1.0 L USMとの比較はもちろんだが、Carl Zeiss Planar T* 1.4 ZF/ZSやAi Nikkor 50mm F1.2SやAi Noct-Nikkor 58mm F1.2Sをアダプター経由でキヤノンボディで撮影したものと比較したものも見せて欲しい(フィルムの場合はニコンボディでもいいが)。カメラ雑誌はデジカメWatchに負けないような内容で頼む。
なお、ヨドバシドットコムでは、税込¥165,200で予約を受け付けている。
http://www.yodobashi.com/enjoy/more/i/cat_13_6048472_29_329/58182322.html
アサヒカメラ2007年2月号予告から ― 2007年01月14日 00時00分00秒
毎月13日に発表されるアサヒカメラ(毎月20日発売)の携帯向け次号予告(PCからもアクセス可)から個人的に気になるものをピックアップ。アサヒカメラ2007年2月号では、
- カメラを楽しむ写りを究める カールツァイス最新一眼レフレンズ゙総チェック 赤城耕一
- 実写比較 ニコンD200の兄弟分? フジ゙FinePix S5Proの実力 河田一規
- コダクローム販売終了の波紋 神田憲行
- 大竹省二のレンズ゙観相学 ニッコールSオート50ミリF2
- 新製品ニュース&試用速報 ■富士フイルムフジクロームfortiaSP
- 新製品ニュース&試用速報 ■セコニックDIGITAL MASTER L-758D 竹中隆義
- 新製品ニュース&試用速報 ■エプソンPhoto Fine Player P-5000 まつうらやすし
おお、赤城耕一氏の「カールツァイス最新一眼レフレンズ総チェック」が楽しみだ。Distagon T* 2/35 ZFとDistagon T* 2.8/25 ZFの詳細なレポートを期待している。
コダックウルトラカラー400UCは、ウルトラじゃなかった(笑) ― 2007年01月15日 00時00分00秒

去年の11月に買って、紅葉時期を逸して使い損ねていたKodak Ultra Color 400UCをようやく使ってみた。結果は、あんまりウルトラじゃなかった(笑)。
ヨドバシカメラ経由のコダック純正同時プリントに、アナログ処理指定で出してみたのだが、天気の良くない曇りの日にAi Nikkor 45mm F2.8Pでとったものは、人物の顔にシアンがかって半病人みたいだ。ネガの同時プリントであれこれいうのは野暮なのだが、それにしても肌の色再現が悪い。しかし、同じAi Nikkor 45mm F2.8Pでもフラッシュを焚いて室内で撮ったものはきちんといい顔色になっている。
そして、その顔色の悪い曇りの日のコダックウルトラカラー400UC + Ai Nikkor 45mm F2.8Pは、赤系統が足りないのかというとそうでもなく、服などの赤い部分は色が飽和気味だ。顔色が悪く写っているのに、服などの赤は飽和気味なので、余計に顔色が悪く見える(笑)。
他方、天気のいい日にAi Nikkor 28mm F2.8Sで撮ったものは、日陰でも顔色は悪くない。レンズのカラーバランスのせいかとも思ったが、Ai Nikkor 45mm F2.8Pは若干マゼンタよりの色傾向のレンズで、シアンがかることは他のフィルムで今まで無かったので、やはり、このKodak Ultra Color 400UCの傾向なのではないかと思っている。
天気の悪い日にKodak Ultra Color 400UCを使ったのは、派手なフィルムだという触れ込みなので、天気が悪くて発色がイマイチなのをフィルムの派手さがカバーしてくれるのではないかと期待していたからだ。しかし、裏目に出た(笑)。うーむ、5本パック買ったからあと4本もあるなぁ。結果がどうなってもいい時にしか使えないぞ(笑)。そして晴れた日にAi Nikkor 28mm F2.8Sで撮ったものも、いうほど派手な感じがしない。伝説のAGFA ULTRAに似たようなものを想像していたのだが、全然違う。当たり前か(笑)。
南の島で、青い空、白い雲、青い海、焼けた肌、原色の花や服といった場所で使うとAGFA ULTRAに近づくのかもしれない。うーん、そんなところへ行く予定ないしなぁ(笑)。
もう少し色々な状況やレンズで使ってみる予定。
コシナ、カールツァイス「ディスタゴンT* 2.8/25 ZF」を24日に発売 ― 2007年01月16日 00時00分00秒
デジカメWATCHによると、コシナは、ニコンFマウントのマニュアルフォーカスレンズ、Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZFレンズを1月24日に発売するそうだ。
コシナ、カールツァイス「ディスタゴンT* 2.8/25 ZF」を24日に発売(デジカメWATCH)
Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZF(コシナ)
Distagon T* 2.8/25 ZF(独Carl Zeiss)
どんどん、ラインナップが揃ってきている、楽しみだなぁ。各カメラ雑誌の特集を期待しているぞ。たくさんのフィルムの作例を頼む。
りー様が、ニコンF4のマルチパターン測光の絞り優先オートの優秀さを再確認されていたが、よく考えるとマニュアルフォーカス(MF)レンズ(厳密に言うと非CPUレンズ)でマルチパターン測光ができるニコンのフィルムカメラは、ニコンFAとニコンF4とニコンF6しかないのであった。F100だと非CPUレンズではマルチパターン測光はできないのであった(中央重点測光やスポット測光はできる)。うーむ、MFレンズを活かす上で、F4やF6は貴重だなぁ。F100のコンパクトさやVRレンズ対応も捨てがたいし。そうやって皆カメラが増えていくのだなぁ(笑)。
富士フイルム、FinePix S5 Proを1月31日に発売 ― 2007年01月17日 00時00分00秒
富士フイルムのニコンFマウントのデジタル一眼レフ、FinePix S5 Proの発売日が2007年1月31日に決定した。
プロフェッショナルのハイレベルな要望にこたえるデジタル一眼レフカメラ「FinePix S5 Pro」新発売
別売アクセサリー「ハイパーユーティリティーソフト HS-V3」は2月10日、「ハイパーユーティリティーソフト HS-V3UP」は3月8日発売、だそうだ。
ニコンFマウントのデジタル一眼レフの選択肢が増えるのはいいことだ。
序曲(笑) ― 2007年01月18日 00時00分00秒

なぜか、ニコンF100用のE型スクリーン(方眼マット)とF100用アイピースがある。これで外堀は埋まった(笑)。
このニコンF100用ファインダースクリーンは、当然F100専用だから、生産終了になれば代替品がないのはある意味当然だ。気になるのはアイピースの方だ。アイピースはF90XやF-801シリーズと共用なのだが、現行機でこの規格のアイピースを使うものがない。
D200は、銀塩機でいうところのF100相当の機種(上級機)なのだが、なぜかファインダーが、F80などの下位機種と同じ角型なのであった。D2XsなどのD一桁機種(フラッグシップ)は、F一桁機種(F3HP以降のフラッグシップ)と共通のねじ込みアイピースである。
現行機のデジタル一眼レフは、D200,D80,D40は角型だ。D200を角型にすることで、AF機に3種類あったアイピース(フラッグシップ用ねじ込み、上級機用ねじ込み、角型)を、角型とフラッグシップ用との2種類に合理化したのだろう。
とすると、このF100用アイピースは生産終了になったら代替品がなく困ってしまう。D300などが出て、F100用アイピースを採用すれば話は別だが、D200で角型を採用しているので、F100用アイピースを使う機種は今後も出ないと思う。ニコンは本気でアクセサリーを減らそうとしているのだなぁ。今後は現行機でニコンアクセサリー地獄は味わえないのか(笑)。
【関連】
ニコンF100登場!( 2007年01月22日)
ニコンF100が気になるぅ(笑)―皆様、よいお年を!(2006年12月28日)
なぜか、ニコンF5が気になる今日この頃(2006年12月13日)
IX nikkor 30~60mm F4~5.6やMF-23,MF-27,MF-28、MD-4,MD-12が生産終了リストに ― 2007年01月19日 00時00分00秒
IX nikkor 30~60mm F4~5.6が1月18日ニコンの生産終了リストに掲載された。
IX Nikkorというのは、APSサイズのフィルム一眼レフ用のレンズで、イメージサークルがAPSサイズ用しかないだけでなく、同じニコンFマウントであっても、プロネアシリーズのボディでないと装着できなような仕組みになっていた。だから現行の通称APSサイズのデジタル一眼レフには装着できない。その意味で忘れ去られた存在のIX Nikkorなのであった。DX Nikkorレンズの行く末も気になるが(笑)。
また同18日夜には、
- F5用マルチコントロールバックMF-28
- F5用データバックMF-27
- F4用マルチコントロールバックMF-23
- モータードライブMD-12
- モータードライブMD-4
も、生産終了リストに追加された。
F4用マルチコントロールバックMF-23って、随分長生きだなぁ。ボディが生産終了になってほぼ10年だというのに。生産開始からは約18年もの間現行アクセサリーだったのか。驚き。
コシナ、Carl Zeiss Makro Planar T* 2/100 ZFとCarl Zeiss Makro Planar T* 2/50 ZFを発表 ― 2007年01月19日 00時00分01秒
コシナは、1月19日、Carl Zeiss Makro Planar T* 2/100 ZFとCarl Zeiss Makro Planar T* 2/50 ZFを発表した。なんか既出のような気もするけど…(http://www.cosina.co.jp/z.htmlは19日の午後4時台に更新された模様)。
http://www.cosina.co.jp/z.html
Carl Zeiss Makro Planar T* 2/50 ZF、\112,000(税別)*、2007年3月発売予定
Carl Zeiss Makro Planar T* 2/100 ZF、\178,000(税別)*、2007年5月発売予定
*本体希望小売価格
おお、段々と揃ってきたなぁ。Distagon T* 2/28 ZFとDistagon T* 1.4/35 ZFも出しておくれ。
【追記】
既出ではなかった。今日発表で間違いない。
コシナ、ニコン用ツァイスレンズ「マクロ・プラナーT* ZF」(デジカメWATCH 2007/01/19 19:08)
三菱製紙、白黒印画紙「月光」をインクジェット用紙で復活 ― 2007年01月19日 00時00分02秒
三菱製紙、白黒印画紙「月光」をインクジェット用紙で復活(デジカメWATCH)だそうだ。
銀塩印画紙「月光」の名を冠したモノクロ用インクジェット用紙。黒の締まりと発色に優れ、多階調印画紙のような軟らかいグラデーションを再現するという。用途として個人など展覧用アート作品の製作用紙や、デジタルカメラ、特にデジタル一眼レフカメラでの使用を想定している。
推奨プリンタは、グレーインク採用の顔料インクモデル。ピクトリコでは、エプソンMAXART PX-5800/PX-5500、同PM-4000PX、日本HP Photosmart 8753/Pro B9180を挙げている。
さらに月光シリーズ第2弾として、バライタ調紙・滑面光沢の「GEKKOグリーン・ラベル」と、印画紙・滑面無光沢の「GEKKOブラック・ラベル」を予定している。
こういう選択肢が増えるのはいいことだが、他方でモノクロフィルムや印画紙の淘汰につながらなければいいのだが。どうも選択肢が増える方向ではなく、置き換える方向に走るので困る。気になるのは保存性。プリンターのインクも関係しているはずだが、50年100年持つようなプリントにして欲しい。
ニコンF100登場! ― 2007年01月22日 00時00分00秒

ご覧のとおり、手元にNikon F100がある(笑)。Nikon F5の中古があまりにも安くなっているので気になったのが発端だった。しかし、F5はいいカメラなのだが、大きくて重い。他方Nikon F4だともう少し小さいし、非CPUレンズでマルチパターン測光ができる。しかし、F4は製造終了後10年になろうとしており、今後の修理に不安がある。初めて手を出すには遅すぎるように思われた。
そこで、ニコンF5のあと1998年に発売されたF100になったというわけだ。F100もF5ほどではないが、相当中古価格が下落している。いままでF-501(1986年発売開始)とF3(1980年発売開始)という80年代コンビで使っていたので、ここらで90年代後半のカメラがあってもいいじゃないか、と自分に言い訳した(笑)。
F100にしてよかったと思うのは、レンズのウレタン塗装が加水分解してベタベタになったシグマの28mm F1.8をまた使う気になったということだ(笑)。レンズの鏡筒にはテープを貼って、ベタベタが手に付かないようにしたものの、絞りリングには凹凸があり、また絞り値がプリントされているので、うまく対策できずにいた。絞りリングを触るとベタベタして気持ち悪かったのだ。それが、最小絞りに固定してF100のボディ側から絞りを操作すると、ベタベタの絞りリングに触らずに済む。おお、ニコンはシグマのベタベタ塗装のためにボディ側からの絞り操作にしてくれたのか(違)。
また、28mmという広角にもかかわらず、F1.8のこのレンズは意外と深度が浅い。マニュアルフォーカスでピントを合わせることも可能なピントリングの回転角なのだが、なにせシグマ28mm F1.8はピントリングがスカスカである。せっかく手でピントを合わせても、レリーズした瞬間にピントリングが動いてしまうこともあった。正確で速いF100のオートフォーカスでシグマ28mm F1.8を使うと、それらが解決した。
というわけで、しばらくF100談義が続くかもしれない(笑)。
【関連】
序曲(笑)(2007年01月18日)
ニコンF100が気になるぅ(笑)―皆様、よいお年を!(2006年12月28日)
なぜか、ニコンF5が気になる今日この頃(2006年12月13日)
シグマ28mmF1.8の外装がべたべた(2006年01月16日)
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