富士のリアラエースをコダックのアナログプリントに出してみた ― 2006年12月19日 00時00分00秒

コニカミノルタが純正処理をやめてから、コニカミノルタのフィルムはコダックのアナログプリントを利用していた。たまに富士のネガを使う場合は富士の純正処理を利用していたのだが、富士は黙って出すと当然デジタルプリントされてくる。コダックの場合アナログ処理指定をしてもデジタルプリントと同じ日数で返ってくるが、富士の場合アナログ指定は1日余分に掛かる。そこで、リアラエース(REALA ACE)100フィルムをコダックのアナログ指定同時プリントに出してみた。
結果は、ペーパーやプリンタの設定が違うとこうも違うのかというぐらい違う。まず色なのだが、リアラエースを富士に出すとやや色乗りの浅い透明感のある感じでかつ若干黄緑っぽくプリントされてくる。プリントをみてすぐにリアラエースだとわかる。
ところが、コダックに出すと、アンバーがかったいかにもコダックという色で返ってくる(当たり前か-笑)。コニカミノルタの場合は、撤退前からコダックに純正処理を委託していたので、コダックにコニカミノルタフィルムを出しても以前と変わらないマゼンタ寄りのプリントが返ってくるのだが、富士のフィルムの場合はそうはいかないようだ。
まあ、色の傾向はネガなのであれこれ言っても仕方ない部分がある。しかし、気になるのは、リアラエースなのにコダックのアナログプリントに出すと解像感がないのである。ISO100の微粒子フィルムで撮っているのに、なんかISO400のフィルムをプリントしたような感じ。富士の処理に比べてプリントに透明感がないことが影響しているのかもしれない。コニカミノルタのISO400フィルムをコダックに出した場合にはそういうことはないのだが。
たかが同時プリントでもこんなに違うようだ。やっぱりリアラエースは1日余分に掛かっても富士の純正アナログプリントに出そう。
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