D-Lighting恐るべし その2 ― 2006年09月11日 00時00分00秒
D-Lighting恐るべしで、Nikon Capture 4のD-Lighting機能とPhotoshop Elements 4のDNG RAW現像を比べて、D-Lightingの簡単さと補正のうまさを報告したが、そのPhotoshop Elements 4の試用版を、メモリ故障の際にアンインストールしてしまったので、2度と使えなくなってしまった。Photoshop Elements 4試用版は、使用期限内でも再インストールすると使えないようになっているみたいだ。
それで、パラメータの少ないPhotoshop Elements 4を買うのも癪なので(笑)、ほかのDNGを現像できるソフトを探してみた。市川ソフト、SILKYPIX 3.0βがRicoh GR DIGITALのRAWのDNGを現像できるようなので、試用版をインストールしてみた。こんどはパラメータが非常にたくさんある。使いこなせないぞ(笑)。いかようにでもいじれるみたいなのだが、小一時間いじってみたぐらいでは、JPEG画像をNikon Capture 4のD-Lightingで補正したような画像にはできなかった。やはりボタン一発で補正してしまうD-Lightingおそるべしなのである。
もちろんスキルのある人がSILKYPIXで現像すれば、D-Lightingよりもきれいな画像にできるのだろうが、私にはSILKYPIX、正直使いこなせませんわ(苦笑)。GR DIGITALはJPEGで使うつもりだし、JPEGで撮った方が実用的だし、SILKYPIXを買うのは、本当にRAW現像が必要になってからにすることにした。【追記】GR DIGITALは、偽色も色収差も歪曲収差も周辺光量不足もほとんどないので、私の場合はSILKYPIXを使ってそれらを補正する必要もないのだ。【追記ここまで】
それにしても、ニコンのD-Lightingはすごいなぁ。(ハイライト基準で)アンダー目にJPEGで撮って後でシャドウ部分を起こすということが、ボタン一発なのだ。私にはこれで十分。というかほとんどD-Lightingを使うこともないんですけど(笑)。
【関連】
D-Lighting恐るべし(2006年09月01日)
写真は記事とは関係ないが、昨日(2006年9月10日)、東京都品川区で。D-Lightingは使っていない。反射で見づらいが「36.2℃」の表示になっている。今朝は雷雨の後涼しくなった。今年は変な気象だ。
コダック・富士のフィルム関係製造中止情報(追記あり) ― 2006年09月11日 00時00分01秒
ナショナルフォートのサイトによると、 コダックの、
・コダックエクタクロームフィルムEPD200 120 在庫払底予定時期:平成18年10月ころ
・コダックプロフェッショナルネガ エクタカラーPRO160 120 在庫払底予定時期:平成18年11月ごろ
富士の、
・プロ用タングステンタイプカラーネガ 160NL 120/4x5 在庫払底予定時期:平成19年4月ごろ
・モノクロケミカル フジフィックス、スーパーフジフィックス、無水亜硫酸ソーダ他 在庫払底予定時期:平成18年11月ごろ(*)
とのこと。
【追記】
*富士写真フイルムのサイトには、
- フジドール E**
- スーパーフジドール-L**
- ミニドールファイン**
- ニューアートドール**
- スーパーコレクトール-L**
- パピトールC**
- プロトールスタンダード**
- プロトールウォーム**
- フジフィックス
- フジフィックススーパー-L
- スーパーフジフィックス
- スーパーフジフィックスDP-Rの10L用×4
- スーパーフジフィックスDP2-Rの10L用×2
- 富士QWの100L用
- ドライウエルの20L用
- モノール
- ハイドロキノン
- 無水亜硫酸ソーダ
- 炭酸ソーダ(ー水塩)
- ブロムカリ
- カリミョウバン
が、「平成19年3月頃販売終了とさせていただきます。」とある。
- ネオプロドール(軟調現像剤)**
は「平成18年9月販売終了とさせていただきます」。
**は、2006年9月11日21時20分にあとから追記【追記ここまで】
写真館でも段々とフィルムを使わなくなってきているのだろうか。ISO感度160のネガフィルムが少しずつ生産終了になっている。また、135フィルムよりも120フィルムの方が先になくなるような気配が…。APSフィルムについては、どうやら富士は400ネガだけになってしまったようだし(コダックは200と400のネガがサイトに載っている)、最後まで残るのは、135のネガカラーなのか。
その他の更新情報は以下のとおり(在庫払底が新情報)。
・三菱GEKKOモノクロ印画紙・薬品全製品が製造販売終了となります(すべて払底済み)。
・RAスープラN面12.7x17.8cm/RAウルトラF面25x27cm他 すでに在庫払底しております。
・エクタクロームEPR220(5)/E200-220(5) すでに在庫払底しております。
・ポラロイドT85/T-665/SX-70/T-778/ポケットフィルム(各3本パックも含む)他
・コダックモノクロプリント用印画紙全製品 すべて払底済み。
【追記:2006年9月15日】
なると様からコメントで貴重な情報を戴いたので、転載する(リンク先のなると様のコメントを参照のこと)。
「黒白ネガフィルムの現像液は、”ミクロファイン”、”スーパープロドール”の2種類となります。また、定着液は、新製品の”スーパーフジフィックス−L”の1種類となります。”富士QW水洗促進剤 2L用”は、現在のところ、継続販売する予定でございます。」
なると様、情報ありがとうございました。
【追記:2007年3月30日】
富士フイルム、白黒写真薬品関係出荷終了が多数(2007年03月30日)
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