キヤノンのEF 50mm F1.2 L USM2006年08月31日 00時00分00秒

ちょっと情報が遅れたが、キヤノンが新レンズEF 50mm F1.2 L USMを11月下旬より発売するようだ。

大口径単焦点の新レンズ、うらやましい。もちろん、ニコンには古くからAi Nikkor 50mm F1.2Sがあり、今も現行品だ。しかし、これはマニュアルフォーカスレンズで非CPUレンズだから、最近の中級機以下のボディでは使いづらい。しかもキヤノンには135フルサイズのデジタル一眼レフがラインナップされてるから、EF 50mm F1.2 L USMを、銀塩時代の135フィルムの50mmの画角で使える。ああ、うらやましい。

キヤノンがEF 50mm F1.0L USMを製造中止にしたとき、もうF1.4を超える大口径50mmレンズは出さないのかな、と思っていたが、キャノンはF1.2にして実用的な大口径レンズとして出してきた。価格も税込み194,250円と高いが、スペックや売れ行きからすると妥当な値段だろう。うらやましい。

片や、言いたくないが我らがニコン。DXフォーマットで42mm相当の画角のAi AF Nikkor 28mm F1.4Dは生産終了だし、AFの50mm F1.4を超える大口径レンズはいまだに発売されたことが無い。というかAF 50mm F1.2は、マウント径とAF接点の関係からかなり無理らしい。私は別にCPU内蔵やオートフォーカス(AF)の必要は無いのだが、新規に発売されるボディが非CPUだと使いにくいものが多いので、世間的にはAFのCPU内蔵レンズで出して欲しいと思う人が多いだろう。

このあたりがニコンの矛盾しているところで、「今後出すデジタル一眼レフカメラはすべて非CPUレンズもOKのAi対応とすればすっきりするのに」、といつも思う。ニコンは廉価機ユーザーと上級機ユーザーとで使うレンズが違うので棲み分けさせているつもりだろうが、D50Ai Nikkor 35mm F1.4Sを使いたい人もいるだろうし、使えるならばAi Nikkor 35mm F1.4S買う人も増えると思うのだが(現状のD50でAi Nikkor 35mm F1.4Sは使えなくは無いが露出計は働かない。あのファインダーではピントが分からないが、フォーカスエイドを使うという手がある)。デジタル一眼レフは、フィルムカメラと違って、カメラボディとフィルムが一緒になったようなものだから、先に出た上級機よりも後から出た廉価機の方が絵作りが好ましいということがあるから、なおさら最新の廉価機でも非CPUレンズに対応して欲しいのだ。

銀塩時代はニコンEMという廉価機に50mm F1.4付けて使ってもなんの違和感もなかったし、機能制限もなかった(Aiレンズしか使えないという制限はあったがレンズをAi改造するサービスがあった)。それがAPS-Cサイズのデジタル一眼レフになると50mm相当の画角のF1.4のCPUレンズが無いばかりに、AF Nikkor 35mm F2Dを使うしかない。そのAF Nikkor 35mm F2Dもずっと品薄気味だし。

また、非CPUレンズ対応の問題以外にも、撮像素子のサイズとレンズラインナップとの関係もすっきりしない。APS-Cサイズ(ニコンDXフォーマット)の一眼レフデジカメが最適と胸を張って言えるならば、堂々とDX 35mm F1.4(52.5mm相当)やDX 24mm F2(36mm相当)、DX 18mm F2(27mm相当)といったレンズを出せばいい。

キヤノンの廉価機のファインダーはかなり萎え萎えだし、ほかにも色々と不満があるので、キヤノンのデジタル一眼レフを買う可能性は今のところ低いが、レンズの互換性やラインナップがいまいちで、一からレンズをそろえるのならばというか高倍率ズームレンズ1本でいくのならば、銀塩一眼レフはニコン、デジタル一眼レフは別の会社という選択もまったく不自然ではない。事実そうしている人も多そうだ。わたしがしばらくデジタル一眼レフを様子見しているのも他社でいいのがあればそっちに行ってもいいと考えているからだ。突然、シグマのSD14(←フォトキナで発表予定)買っちゃったりして(笑)。

コメント

_ losthexar ― 2006年08月31日 20時55分15秒

いつも拝見してます。さて、ご指摘のD50とAi Nikkor 35mm F1.4ですが、自分は普通に使用してます。もちろん露出計は動きませんが、カンで何とかなります。デジではNEF形式でとっているので、多少の露出の違いはマックで補正しています。D50を手に入れるまでは、自分もhaniwaさんと同じく非cpuレンズがなぜ対応しないんだろうと買い控えをしていました。しかし、D50を購入してみて露出計が動かなくとも十分撮影は楽しめることがわかりました。フォーカスエイドは結構役立ちます。なにより、ピント、露出と頭を使って撮影することがデジタルっぽくなくて気に入ってます。デジで使うと手持ちのAiレンズは全て絞り開放が甘く、意図して撮影する場合を除き、絞ってつかってます。

_ Haniwa ― 2006年08月31日 23時32分50秒

先ほどまでasablo.jpが非常に重かったようです。

losthexar様
>D50とAi Nikkor 35mm F1.4ですが、自分は普通に使用してます
>露出計が動かなくとも十分撮影は楽しめることがわかりました
貴重な情報ありがとうございます。危険な情報かも(笑)。D50は今かなり安いですからねぇ。

「露出計が動かなくとも十分撮影は楽しめる」となるとD200同等のファインダーのD80も危険が危ない(笑)。どうしよう(笑)。明日発売日だからヨドバシにはもうデモ機が並んでるだろうし。うー、少なくともフォトキナ2006までは様子見するのじゃ(笑)。

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