古いモバイルPCをフォトストレージ代わりに使う ― 2006年08月09日 00時00分00秒
私がサブで使っているノートPCはもう5年も前のものなのだが、重さが1kgぐらいだし、ノーマルバッテリーで3時間は持つのでいまだに重宝している。 これを宿泊を伴う旅行などの際のデジカメ画像のバックアップ用(フォトストレージ代わり)に使おうかと思い立ち、試しにカードリーダーで500MBぐらいの画像を転送してみた。 結果は、我慢できないほどではないが、なんだか転送が遅い。メモリは384MBあるし、転送にCPUはあまり関係なさそうだし、HDDは密度の高いものに換装してあるし、遅い原因はどうやらこのノートPCのUSBの規格にありそうだ。 5年前のものだから、USBが1.1なのだ。当時はUSBは速くなかったのでキーボードやマウスをつなぐものだった。速さが必要なものはIEEE1394やSCSIを使うことになっていた。
USB 1.1と2.0では40倍ぐらい転送速度が違う。そこでなんとか早く転送できないか考えてみた。 このノートPCにはIEEE1394が使えるので、IEEE1394をUSB 2.0に変換するものはないか探してみたがなさそうだ。 IEEE1394接続のカードリーダーもあるのだが、それだとカードリーダーのときだけ早いわけで、USB接続の他の機器は早くならない。それにIEEE1394対応のものは古いものが多く、新しいメディアへの対応が心配である。 IEEE1394の方が規格としてはいいのだが、最近は流行らなくなり、USBに取って代わられようとしているようなのだ。 そこで、PCカードスロットに挿してUSB 2.0にできるBUFFALO IFC-CB2U2Vを買ってみた。これにカードリーダを接続して転送してみると、普段USB 2.0でデスクトップPCに転送するのと同じくらいの時間で転送できた。
ただ、カードリーダーならこれでいいのだが、バックアップのバックアップをバスパワーの外付けHDDにコピーする場合には、PCカードスロットからの電流では足りないようだ。 そういう使い方をする人は、USB給電ケーブル付きのIFC-CB2U2V/UCを買ったほうがいい。IFC-CB2U2VとIFC-CB2U2V/UCとは実売で500円ぐらいしか違わないが、USB給電ケーブルを別売で買うと送料込み1575円するので最初からIFC-CB2U2V/UCを買ったほうがいい。 もっとも、外付けHDDにそういう給電ケーブルが付属している場合もあるので、その場合はIFC-CB2U2Vでもいい。しかし、最初から外付けHDDをつなぐことを考えている人は給電ケーブル付きのIFC-CB2U2V/UCを買ったほうがいいだろう。
私の場合は外付け2.5インチHDDに給電ケーブルが付属していたので、給電ケーブルなしのIFC-CB2U2Vを買った。この外付けHDD付属のUSB給電ケーブルは、途中で二股になっていて片方はIFC-CB2U2VのUSB 2.0に接続して情報と電力を伝達し、もう片方が最初からノートPCについていたUSB 1.1のポートに接続して電力だけを供給するようになっている。 IFC-CB2U2V/UC付属の給電ケーブルは、IFC-CB2U2V/UCのACアダプタ用のソケットに電力を供給するので、わたしの持つ外付けHDD付属のものよりもややスマートだ。それに外付けHDDとUSB 2.0インターフェースとの間に延長コードが入らない分、IFC-CB2U2V/UC付属の給電ケーブルを使った方が速度が出るかもしれない(たぶん間に挟んでも速度は同じだとは思うが低下する要因になりうる)。 ただし、IFC-CB2U2V/UCの給電ケーブルはIFC-CB2U2V/UCとその姉妹機にしか使えないが、外付けHDD付属のケーブルは他のUSBポートで電力が足りないときに他のバスパワーUSB機器で使える汎用性がある。
これで宿泊をともなう旅行のときにも思う存分GR DIGITALが使える。1GBのSDカードなら800万画素のJPEGで300枚位は撮れる。GR DIGITALの電池も300枚以上撮れるので、これで毎晩バックアップを取って電池を充電していればなんとかなるだろう。1日に300枚以上撮りそうなときはこのノートPCと予備電池も持ち歩けばいいわけだ(SDメモリカードを買い増すという手もあるが)。 私のそのノートPCは電池込みで1kgぐらいのものなので、そんなに邪魔なわけではない。まあフォトストレージビューアEPSON P-4500の約438gよりも重くて嵩張るのだが、ノートPCの方はダイヤルアップモデムも内蔵されているし、 無線LANカードやAIR-EDGEでインターネットにつなぐこともできるから、出先からこのBLOGも更新できる分すぐれていると思う(笑)。そこまでして毎日BLOGを更新する必要はないんだけれど(笑)。
ニコン、ミドルクラスの1,020万画素デジタル一眼レフ「D80」 ― 2006年08月09日 14時00分00秒
ニコンの正式発表前にデジカメWATCHからリークキター!
ニコン、ミドルクラスの1,020万画素デジタル一眼レフ「D80」(デジカメWATCH)
・AFシステムには、上位機種D200と同様の「マルチCAM1000オートフォーカスモジュール」を採用
・記録メディアにはSDHC/SDメモリーカードを採用
・ファインダーには、新たにガラスペンタプリズムを採用。視野率は約95%。ファインダー倍率はD70sの約0.75倍から約0.94倍に拡大
しかし、
・シャッターは、D70sが電子式/機械式併用シャッターだったのに対して、完全機械式シャッターを採用。シャッタースピードは30~1/4,000秒、最大シンクロ速度は1/200秒とした
・CPUを内蔵していないレンズでは、D70s同様に露出計が動作しない
なんだそうだ。がっかり。Ai連動しなくてもいいから、絞込み測光ぐらいさせてよ。
気になる値段は、デジカメWATCHによれば、「店頭予想価格は12万円前後の見込み」だそうだ。
店頭デモ機が出たら、AF Nikkor 50mm F1.4D持参で(笑)、ファインダーだけでも覗かせてもらおう。
【追記】
ニコン、「AF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-135mm F3.5-5.6」
カメラのフォーカスモードがAF-Sの場合、合焦後にマニュアルでピントの微調整ができる。
はて?ニコンの超音波モーターの場合、合焦前でもマニュアルでピントの微調整ができたはずなのだが。機能が後退しているのか。
ニコン、「AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6」
AF時にも瞬時にMFに切り替え可能なM/Aモードを搭載した。
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