東海道線「湘南電車」引退2006年03月13日 00時00分00秒

東海道線113系、E231系

ぱにー様(隠れ鉄道ファン?)の懇願(?笑)により、初の鉄道ネタだ。JR東日本の東海道線113系2006年3月18日のダイヤ改正(←リンク先はPDFファイル56KB)ですべて引退するという情報は、マニアのぱにー様ならとっくにご存知かと思う。最近の鉄道車両の塗装は、ステンレスかアルミの地色そのままにちょっとラインが入っているだけのものが多く、この東海道線113系のように、車体全体をカラフルに塗ったものは少なくなってきている。このオレンジとグリーンの塗装は「湘南電車」と呼ばれたそうで、私もなじみ深いので、この塗装が東海道線からなくなるのは寂しい。新型車両も塗装代ケチらずに全部塗って欲しい(笑)。しかも新しい電車の「湘南色」は緑色が明るくて違う色になっているのが個人的に許せない(笑)。あの深いグリーンがいいんじゃないか(笑)。よくみると、オレンジ色も違う。なんだかなぁ。個人的には引退する電車の色の方がいいと思う。

写真は通りすがりに駅の端っこで撮ったもの。すでに多数のマニアの方が写真を撮っていて、自由なフレーミングができなかった。できれば反対側のホームに行って撮りたかったのだが、随分と回ってこないと行けないようなので、諦めた。

最後になりましたが、ぱにー様、ネタ提供ありがとうございました。

ニッコールレンズ品薄?2006年03月14日 00時00分00秒

AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18~200mm F3.5~5.6G(IF)ってなんか便利そうだなぁ、どうせズーム使うならこれぐらい思い切った方がいいんだろうなぁ、実売いくらかなぁと、ヨドバシドットコム見ていて気づいたのだが、AFニッコールレンズがかなり品薄だ。 年度末で在庫調整しているのか、それとも生産が注文に追いつかないのか。

人気のAF-S DX VR 18-200mmは注文は受け付けているが、納期2ヶ月のようだ。 それ以外の、「これは」と思う単焦点レンズが軒並み販売休止中だ。 これだと、いますぐD50と18-200mmを買うぞ、と意気込んでもレンズは2ヶ月待ちなのかぁ。 衝動買い防止に役立つなぁ(笑)。

執筆日現在、ヨドバシドットコムで「販売休止中」のAFニッコールレンズ

  • Ai AF Nikkor ED 14mm F2.8D
  • Ai AF Fisheye Nikkor 16mm F2.8D
  • Ai AF Nikkor 35mm F2D
  • Ai AF Nikkor 50mm F1.4D
  • Ai AF Micro Nikkor 60mm F2.8D
  • Ai AF Nikkor 85mm F1.4D(IF)
  • Ai AF Nikkor 85mm F1.8D
  • Ai AF DC Nikkor 105mm F2D
  • Ai AF Micro Nikkor ED 200mm F4D(IF)
  • AF-S VR Nikkor ED 300 F2.8G(IF)
  • Ai AF-S Nikkor ED 300mm F4D(IF) ブラック
  • Ai AF-S Nikkor ED 400mm F2.8D II(IF) ブラック
  • Ai AF-S Nikkor ED 600mm F4D II(IF) ブラック
  • Ai AF-S Nikkor ED 600mm F4D II(IF) ライトグレー
  • AF-S Zoom Nikkor 24~85mm F3.5~4.5G(IF)
  • AF Zoom Nikkor ED 28~200mm F3.5~5.6G(IF) シルバー
  • Ai AF VR Zoom Nikkor ED 80~400mm F4.5~5.6D

魚眼レンズという特殊なレンズが品薄なのは、DXフォーマットだと超広角レンズのラインナップが手薄なので、魚眼レンズで撮ってNikon Captureで処理して超広角レンズの代わりに使う用途で需要があるのだろう。 ←間違ってましたm(_ _)m 16mmのフィッシュアイはNikon Captureでは「フィッシュアイレンズ画像変換」できません。できるのはAF DX Fisheye Nikkor ED 10.5mm F2.8Gだけです。他の画像処理ソフトでは変換できるものがあります。m(_ _)m

もっとも、「販売休止中」でも、納期は1~2ヶ月のようだ。 「販売休止中」だと、オンラインでの注文は受け付けてもらえないから、どうすれば1~2ヶ月で手に入るのか不明だ(笑)。 リアル店舗だと注文を受け付けてもらえるのだろう。

ちなみに、マニュアルフォーカスのニッコールレンズもかなり品薄である。
ニコン35ミリMFカメラ用交換レンズ(yodobashi.com)
ヨドバシドットコムで「販売休止中」であっても、ニコンオンラインショップや他の販売店では在庫のある場合がある。品薄の傾向に変わりはないが。

魚眼レンズ画像を超広角画像に変換2006年03月15日 00時00分00秒

東急東横線旧桜木町駅
東急東横線旧桜木町駅(Panorama Tools Plug-insで処理)

昨日、ニッコールレンズが品薄だという記事の中で、魚眼レンズが品薄なのはDXフォーマットで超広角レンズのラインナップが弱いので、 魚眼レンズで撮った画像を画像処理ソフトで超広角レンズで撮った画像のように加工して使う需要があるのではないかと書いた。

調べると、Nikon Capture 4で変換できるのは、AF DX Fisheye Nikkor ED 10.5mmF2.8Gだけで、その他の魚眼レンズはNikon Captureでは超広角に変換できないことがわかった。ほかにできるソフトウェアはないかと調べると、Adobe社のPhotoshopやPhotoshop Elementsのプラグインとして使えるフリーソフトがあることが分かった。

Panorama Tools Plug-ins (16-bit)というフリーソフトで、魚眼を超広角にする(りゅうの犬小屋)というサイトで知った。 インストールや使い方は、上記「りゅうの犬小屋」(管理人&飼い主2号:ジロー(源氏名?)さん、飼い主1号:デビ夫人さん)を参照。詳しく書かれている。 ただし、pano12.dllファイルについては、A faster Pano12.dllからダウンロードしたものを使った。 私の加工ソフトは、高価なPhotoshop CSなどではなく、Super Coolscan 5000EDにおまけで付いてきたPhotoshop Elements 2だが、Panorama Tools Plug-ins (16-bit)を問題なく使えている。

魚眼レンズと言っても、手元にあるのは、「おもしろレンズ工房ぎょぎょっと20」しかない(笑)。ぎょぎょっと20は厳密な意味での魚眼レンズではないのだが、対角線画角153度のフィッシュアイタイプレンズで、私はニコンオンラインショップのアウトレットで新品3本セット(ぎょぎょっと20・ぐぐっとマクロ/ふわっとソフト・どどっと400)を9800円で買った。 ぎょぎょっと20はF8固定の、絞り機構もなければ固定焦点でピントリングもないレンズなのだが、これで1mから無限遠までパンフォーカスだ。 Panorama Tools Plug-insで入力するHFOVの欄には水平画角を入れる必要があるので、ぎょぎょっと20の場合は120.7度と入れた。出来上がり画像の方は120度でやってみた。

これはおもしろい。おもしろいほどに超広角のパノラマ写真ができる。楽しいので、ぎょぎょっと20で撮った写真はもっとないか探してしまったほどだ(笑)。自分のぎょぎょっと20で撮った写真は結構知り合いが写っているので(魚眼で人物撮るなよと突っ込まれそうだが-笑)、人の写っていないサンプルを探すのに苦労した(笑)。

サンプルを、ニコンオンラインアルバムにアップしてみたので、ぎょぎょっと20のノーマル画像とPanorama Tools Plug-insの加工後を比べてみて欲しい。

ぎょぎょっと20を超広角パノラマ画像に(ニコンオンラインギャラリー)
【追記:2009年11月16日】ニコンオンラインアルバムがニコンオンラインギャラリーに改まったのでリンク先URLを変更した。【追記ここまで】

おもしろレンズ工房ぎょぎょっと20 + Photoshop Elements + Panorama Tools Plug-insって、プアマンズウルトラワイドだなぁ(笑)。

Microsoft UpdateとFalsh Playerのアップデートを2006年03月15日 00時00分01秒

今日はWindows Update(Microsoft Update)の日だったのだが、それは当然アップデートするとして、あまり注目されなかったFlash PlayerやShockwave Playerのセキュリティホールについて触れたい。

Windows UpdateがWindows XP SP2では自動化されているので、半ば強制的にアップデートされるのに対して、Flash PlayerやShockwave Playerは一回インストールすると大きなバージョンアップがない限りそのまま古いバージョンのままにされていることが多い。今日の場合だと、MicrosoftのセキュリティホールよりもFlash Playerなどのセキュリティホールの方が危険なような気がする。

今回のセキュリティホールでは、「細工が施されたファイルを読み込むだけで,悪質なプログラム(ウイルスなど)を実行される可能性がある。また,そのようなファイルが置かれたWebページにアクセスしただけで被害を受ける可能性がある。」とされているので、リンクをクリックしただけで悪質なプログラムを実行してしまう可能性があることになる。

以下のITproのサイトに詳しく書かれているので、Macromediaのサイトでバージョンチェックをして、最新版にアップデートすることをお勧めする。特に匿名掲示板などで書かれたリンクをクリックしたり、知らないところから来たメールの中にあるリンクをクリックする機会が多い人は、必ず最新版にすることをお勧めする。ブラウザを複数インストールしている人は、必ず各ブラウザでバージョンチェックのページを表示して確認すること。私もこういうのは最新版にするのを気をつけているつもりなのだが、チェックすると、Flash Player は8.0.22.0だし、Shockwave Player は10.1.0.11で、ぎりぎりアウトだった。

Flash Playerに危険なセキュリティ・ホール,多くのユーザーが影響を受ける(日経ITpro)
  Macromedia Shockwave と Flash Playerのテスト

【追記:2006年3月16日】
大事なことを書くのを忘れていた。デフォルトのままでダウンロードすると、 YahooToolbarも一緒にインストールされるので、YahooToolbarがぜひとも必要、使ってみたいという人以外は、YahooToolbarのチェックを外して次へ進むこと。Flash Playerに関係ないものをこういう形でインストールさせるやり方はよくない。詳しくない人を騙してインストールさせるのと変わらない。

【追記:2006年3月17日】
FlashPlayerバージョン8.0.24.0にアップデートすると、Windowsで制限ユーザのときにInternet Explorerで動作しないことが報告されている。
Problems with 8.0.24.0 as restricted user(FORUMS : Macromedia Flash Player)
たしかに手元のWindows XP SP2でも制限ユーザでInternet ExplorerのFlash Playerが動作しない。近々もう一回アップデートがあるかもしれない。

エプソン、レンジファインダーデジカメ「R-D1s」来たー!2006年03月16日 00時00分00秒

唯一のレンズ交換式レンジファインダーデジカメ、EPSON R-D1の後継機種「R-D1s」が発表された。

エプソン、レンジファインダーデジカメ「R-D1s」 ~Quick Viewなど多数の改良(デジカメWatch)

一番の改良点は、撮影後に画像を自動で確認できる「Quick View」機能や、RAWとJPEGの同時記録だろう。しかし、一番の注目点は実は、

なお同社では、前機種R-D1にこれらの新機能を装備するアップグレードサービスの実施を検討している。サービス内容や方法などの詳細は未定。

かも知れない(笑)。

なお、長期リアルタイムレポートニコン D200【第7回】(デジカメWatch)も公開されている。相変わらずD200本体の言及は少なく、Ai AF Zoom Micro Nikkor ED 70-180mm F4.5-5.6 Dの話である。なお、マイクロニッコール70-180mmの特長は、ニコンのニッコール千夜一夜物語第十八夜:世界初のAFズームマイクロレンズを参照したほうがいい。このレンズは開放F値は暗いが、近接時の露出倍数が掛からないので、最大倍率で撮影しても広角端では実効F値はF4.5のままだし、望遠端でもF5.6のままである。マクロアポランターは等倍時4倍の露出倍数が掛かるので、開放でも実効F値はF5.0になってしまう。もっとも、70-180レンズは135mm時1/2倍までしかいかないので、1/2倍で開放実効F値F5.3となり、1/2倍時に開放実効F値約F3.5のマクロアポランター125mmに比べて暗いことは否めない。70-180mmは、いいレンズであるのは重々承知しているのだが、値段が高くて、自分の撮影の必要性と照らし合わせて手が出ない。あまり売れていないとデジカメWatchで写真家の河田氏が書いているので、お金のある人は是非買ってみてくだされ。

AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mmF3.5-5.6G (IF)と一部ボディでAF相性問題2006年03月16日 00時00分01秒

ニコンと富士写真フイルムは、AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mmF3.5-5.6G (IF)と Nikon D70 / D2H / D100、Fujifilm FinePix S3Pro / S2Pro ボディとの間で、オートフォーカス(AF)制御で問題があることを公表した。

AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF) ご愛用のお客様へ(ニコン)
  ・AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mmF3.5-5.6G (IF) を富士写真フイルム社製 デジタル 一眼レフカメラ FinePix S3Pro/S2Pro と組み合わせてご愛用のお客様へ(ニコン)
  ・FinePix S3 Pro/S2 Pro バージョンアップサービスのお知らせ(富士写真フイルム)

現象は、ズーム位置が広角で、距離目盛が ∞ の状態から AF (オートフォーカス) でピントを合わせようとすると、まれに近距離の 被写体にピントが合わない場合がある、とのこと。

いずれも解決策は、ボディ側のファームウェアのバージョンアップとなっている。詳細は上記ニコン及び富士写真フイルムのサイトで。

Haniwaのページ久々に更新2006年03月17日 00時00分00秒

フォクトレンダー マクロアポランター125mm F2.5 SL

拙サイトのHaniwaのページを久々に更新。といいつつ、画像をちょっと追加しただけ。すまん。

更新したのは、マクロアポランター125mm F2.5SLのページで、以前に歪曲テストした画像があまりに汚いので再スキャンしたというだけ。しかも1枚はブレた写真だし。そのうち撮りなおすので気長に待ってください。すまん。

ソニー、コニカミノルタ製品の修理窓口を開設2006年03月17日 00時00分01秒

コニカミノルタは、カメラ事業終了に伴い、4月以降におけるカメラ関連のアフターサービスおよび問い合わせ窓口の変更を公表した。カメラ関連製品の修理はソニーが担当することになる。

カメラ・双眼鏡製品のアフターサービス及びお問合せ窓口変更のお知らせ(コニカミノルタ)

注意点としては、双眼鏡についてはソニーではなくケンコーが「製品および修理に関するお問い合わせ」にあたるということと、東京湯島のソニー東京テクニカルセンター「コニカミノルタカメラ専用修理窓口」以外の、

ソニーサービスステーションでは修理の取次ぎのみを行っており、実際の修理ならびに製品のお問い合わせについては対応しておりませんので、ご注意ください。

ということだ。双眼鏡以外のコニカミノルタ製品の「製品に関するお問い合わせ」は2006年4月以降もコニカミノルタが行う。なんかちょっとややこしい。ソニーでちゃんと直して貰えるのか心配だ。

ソニー、コニカミノルタ製品の修理窓口を開設~コンパクト機も対応、4月3日に業務開始(デジカメWatch)

富士フイルムのフィルム&イメージVol32006年03月20日 00時00分00秒

Film&Image(Fujifilm)

富士写真フイルムの定期購読雑誌「フィルム&イメージ」の第3号が届いた。 今号の注目は、4月に新発売の「プロビア400X」の特集。プロビア400Xは、プロビア100Fを上回る鮮やかさでヌケのいい発色なんだそうだ。個人的にはアスティアやセンシアあたりの素直な発色の方が好みなので、あんまり派手にして欲しくないのだが、世間の好みは派手派手傾向なので、フィルムが売れて長続きするためには仕方ないのか。

「フィルムスペシャリストへの道」第3回は、アスティア100F(RAP F)を長友健二氏が解説。

次号からは、「エンジョイ!!アコースティックカメラ」という中古フィルムカメラの連載も始まるらしい。徐々にマニアの深みへ(笑)。カール・ツァイスZFレンズ(ニコンFマウント)やZMレンズ(ライカMマウント互換)なども本文中でちらほら触れてきているし(笑)。 この「エンジョイ!!アコースティックカメラ」の予告には、ヤシカ/京セラCONTAXのRTSII(たぶん)にTessar T* 45mmF2.8を襷掛け(たすきがけ)したアップの写真が。しかもストラップはARTISAN&ARTISTのようだ。う~ん、マニアだねぇ(笑)。このいわゆるヤシコンRTSはデザインがいいなぁ。さすがはポルシェデザイン系。ちなみに、今回発売のカール・ツァイスZFのレンズデザインよりもヤシカ/京セラのカール・ツァイスレンズのデザインの方がかっこいいと思う。

Film&Image(富士写真フイルム)
年4回発行、年鑑購読料1500円(送料込み)

ちなみに表紙写真の女性の頬や首に黒い影が縦に入っているのは、郵便局が配達時に二つ折りにした跡(丁度裏の写真の端と折り目が一致しているので目立つ)。最近はクロネコメール便とかがヨドバシカメラの冊子とか配達しているが、決して二つ折りになって届くことはない。うちの郵便受けの入れ口はこれぐらいの冊子ならそのまま入る大きさだ。おそらく郵便局の配達時に、我が家宛ての他の郵便物と一緒にまとめるときに輪ゴムで留めるか何かしたのだろう。「冊子小包」って書いてあるのだからもう少し配慮して欲しいねぇ。

Ai AF Nikkor 18mm F2.8Dなど販売終了2006年03月20日 00時00分01秒

Ai AF Nikkor 18mm F2.8DとAi AF Micro Nikkor 105mm F2.8Dがニコンオンラインショップでいつのまにか「販売終了」になっている。Ai AF Micro Nikkor 105mm F2.8Dは、後継のAF-S VR マイクロニッコール ED 105mm F2.8G (IF)が近々発売されるから仕方ないかもしれないが、Ai AF Nikkor 18mm F2.8Dは、ニコンDXフォーマットで27mm相当なので、28mm好きの私としてはなくされるとますますニコンのデジタル一眼レフに移行する気がしなくなってしまう(笑)。Ai AF Nikkor 18mm F2.8Dは高いレンズなので、おいそれと買えないのだが(笑)。今は買えなくてもいつかはそれを、というのが励みになるんじゃないか(笑)。

かわりに廉価なDX 18mmF2.8Gとか、明るいDX 18mmF2Gとか出してくれるのだろうか?また、105mmのマイクロも新しいのはGタイプなので、どのボディでも使えるわけではないから困ったものだ。だからMFのマイクロ105mm残してやったろう、とニコンは言うのだろうけど。デジタル一眼レフは、撮像素子あるいはその直前にあるローパスフィルターにゴミが付着する問題が完全に解決していないから(特にニコンは)、レンズ交換を少なくしてなるべくズームで済まそうという傾向が強いので、18mmの後継が出るのかは微妙だと思う。

キヤノンはフランジバックが短いので、アダプターでいろんな会社のレンズが使えるし、フルサイズ機もある。ペンタックスは、古いペンタックスのレンズはアダプターなりですべて新しいボディで(しかも廉価機でも)使える。新しいレンズは古いボディでは使えないことがあるが。ニコンは新しいボディでは、特に廉価機で古いレンズは付かなかったり(Aiよりも前のレンズ)、露出計が作動しないようにわざとしてあったり(非CPUレンズ)する。新しく出るレンズはほとんどがGタイプで、古いボディでボディ側から絞りを操作できない機種では使えない(そもそもDXレンズだと135フォーマットでイメージサークルが足りない)。キヤノンやペンタックスに比べてだんだんと融通が利かないシステムになってきている。

ニコンはこんなことするぐらいなら、フランジバックの短い口径の大きな新マウントのデジタル一眼レフ作って、おまけで過去のレンズや他社のレンズを使えるようにした方がよっぽどマシなような気がする。(まあ、いまさらそんなことしたら、いち早くニコンDXフォーマットのシステム導入した人たちが怒ってニコンユーザーやめちゃうだろうからできないと思うけど)

銀塩一眼レフシステムとデジタル一眼レフシステムとで、レンズを別々にそろえるならメーカーを同じにする必要もなくなる。レンズ資産(というほどではないが)を活用するのなら、手持ちのニコンのフィルムカメラ・レンズはそのままにして、デジタルはフルサイズのものがこなれてきたら、キヤノンのものを買って純正手ブレ補正のズームか何かを一本買って、あとは、マウントアダプターで色々なレンズ(ニコン・キヤノン以外も)付けて楽しむのがベターな気がしてきた。そんな気にさせるAi AF Nikkor 18mm F2.8Dの販売終了であった。

週末にD50と18-55のレンズキットがヨドバシで8万1千円だかで出ているのを見てちょっとぐらっと来ていたのだが、覚めてしまった(笑)。シグマの20mmF1.8の評判とか検索してニコンDXフォーマットへの気持ちを高めていたのに(笑)。フィルムやDPEの値段が急激に上がらない限り、現状のシステムで問題はないから、また様子見の日々が続くのかぁ。まあデジタル一眼レフをぽーんと買えない貧乏人のひがみなんでしょうけど(苦笑)。

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