富士フイルムのフィルム&イメージVol32006年03月20日 00時00分00秒

Film&Image(Fujifilm)

富士写真フイルムの定期購読雑誌「フィルム&イメージ」の第3号が届いた。 今号の注目は、4月に新発売の「プロビア400X」の特集。プロビア400Xは、プロビア100Fを上回る鮮やかさでヌケのいい発色なんだそうだ。個人的にはアスティアやセンシアあたりの素直な発色の方が好みなので、あんまり派手にして欲しくないのだが、世間の好みは派手派手傾向なので、フィルムが売れて長続きするためには仕方ないのか。

「フィルムスペシャリストへの道」第3回は、アスティア100F(RAP F)を長友健二氏が解説。

次号からは、「エンジョイ!!アコースティックカメラ」という中古フィルムカメラの連載も始まるらしい。徐々にマニアの深みへ(笑)。カール・ツァイスZFレンズ(ニコンFマウント)やZMレンズ(ライカMマウント互換)なども本文中でちらほら触れてきているし(笑)。 この「エンジョイ!!アコースティックカメラ」の予告には、ヤシカ/京セラCONTAXのRTSII(たぶん)にTessar T* 45mmF2.8を襷掛け(たすきがけ)したアップの写真が。しかもストラップはARTISAN&ARTISTのようだ。う~ん、マニアだねぇ(笑)。このいわゆるヤシコンRTSはデザインがいいなぁ。さすがはポルシェデザイン系。ちなみに、今回発売のカール・ツァイスZFのレンズデザインよりもヤシカ/京セラのカール・ツァイスレンズのデザインの方がかっこいいと思う。

Film&Image(富士写真フイルム)
年4回発行、年鑑購読料1500円(送料込み)

ちなみに表紙写真の女性の頬や首に黒い影が縦に入っているのは、郵便局が配達時に二つ折りにした跡(丁度裏の写真の端と折り目が一致しているので目立つ)。最近はクロネコメール便とかがヨドバシカメラの冊子とか配達しているが、決して二つ折りになって届くことはない。うちの郵便受けの入れ口はこれぐらいの冊子ならそのまま入る大きさだ。おそらく郵便局の配達時に、我が家宛ての他の郵便物と一緒にまとめるときに輪ゴムで留めるか何かしたのだろう。「冊子小包」って書いてあるのだからもう少し配慮して欲しいねぇ。

Ai AF Nikkor 18mm F2.8Dなど販売終了2006年03月20日 00時00分01秒

Ai AF Nikkor 18mm F2.8DとAi AF Micro Nikkor 105mm F2.8Dがニコンオンラインショップでいつのまにか「販売終了」になっている。Ai AF Micro Nikkor 105mm F2.8Dは、後継のAF-S VR マイクロニッコール ED 105mm F2.8G (IF)が近々発売されるから仕方ないかもしれないが、Ai AF Nikkor 18mm F2.8Dは、ニコンDXフォーマットで27mm相当なので、28mm好きの私としてはなくされるとますますニコンのデジタル一眼レフに移行する気がしなくなってしまう(笑)。Ai AF Nikkor 18mm F2.8Dは高いレンズなので、おいそれと買えないのだが(笑)。今は買えなくてもいつかはそれを、というのが励みになるんじゃないか(笑)。

かわりに廉価なDX 18mmF2.8Gとか、明るいDX 18mmF2Gとか出してくれるのだろうか?また、105mmのマイクロも新しいのはGタイプなので、どのボディでも使えるわけではないから困ったものだ。だからMFのマイクロ105mm残してやったろう、とニコンは言うのだろうけど。デジタル一眼レフは、撮像素子あるいはその直前にあるローパスフィルターにゴミが付着する問題が完全に解決していないから(特にニコンは)、レンズ交換を少なくしてなるべくズームで済まそうという傾向が強いので、18mmの後継が出るのかは微妙だと思う。

キヤノンはフランジバックが短いので、アダプターでいろんな会社のレンズが使えるし、フルサイズ機もある。ペンタックスは、古いペンタックスのレンズはアダプターなりですべて新しいボディで(しかも廉価機でも)使える。新しいレンズは古いボディでは使えないことがあるが。ニコンは新しいボディでは、特に廉価機で古いレンズは付かなかったり(Aiよりも前のレンズ)、露出計が作動しないようにわざとしてあったり(非CPUレンズ)する。新しく出るレンズはほとんどがGタイプで、古いボディでボディ側から絞りを操作できない機種では使えない(そもそもDXレンズだと135フォーマットでイメージサークルが足りない)。キヤノンやペンタックスに比べてだんだんと融通が利かないシステムになってきている。

ニコンはこんなことするぐらいなら、フランジバックの短い口径の大きな新マウントのデジタル一眼レフ作って、おまけで過去のレンズや他社のレンズを使えるようにした方がよっぽどマシなような気がする。(まあ、いまさらそんなことしたら、いち早くニコンDXフォーマットのシステム導入した人たちが怒ってニコンユーザーやめちゃうだろうからできないと思うけど)

銀塩一眼レフシステムとデジタル一眼レフシステムとで、レンズを別々にそろえるならメーカーを同じにする必要もなくなる。レンズ資産(というほどではないが)を活用するのなら、手持ちのニコンのフィルムカメラ・レンズはそのままにして、デジタルはフルサイズのものがこなれてきたら、キヤノンのものを買って純正手ブレ補正のズームか何かを一本買って、あとは、マウントアダプターで色々なレンズ(ニコン・キヤノン以外も)付けて楽しむのがベターな気がしてきた。そんな気にさせるAi AF Nikkor 18mm F2.8Dの販売終了であった。

週末にD50と18-55のレンズキットがヨドバシで8万1千円だかで出ているのを見てちょっとぐらっと来ていたのだが、覚めてしまった(笑)。シグマの20mmF1.8の評判とか検索してニコンDXフォーマットへの気持ちを高めていたのに(笑)。フィルムやDPEの値段が急激に上がらない限り、現状のシステムで問題はないから、また様子見の日々が続くのかぁ。まあデジタル一眼レフをぽーんと買えない貧乏人のひがみなんでしょうけど(苦笑)。

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