富士写、カメラ・フィルム事業で総額1650億円のリストラ費用を今・来年度に計上 ― 2006年01月31日 16時00分00秒
富士写、カメラ・フィルム事業で総額1650億円のリストラ費用を今・来年度に計上(ロイター)
5000人の人員削減はすごいが、なんとかフィルム事業頑張って欲しい。
人間の喜びも悲しみも愛も感動も全てを表現する写真は、人間にとって無くてはならないものであり、長年のお客様のご愛顧にお応えするためにも、『写真文化』を守り育てることが、当社の使命であると考えております。写真感光材料事業を継続して支えていくためには今回の改革の断行が不可欠であり、固定費の大幅削減を実現し、平成19年度にはイメージングソリューション部門の安定的な収益確保を図っていきます。そして、アナログとデジタルのそれぞれの良さを生かした入力から出力までのトータルソリューションを提供し続け、『写真文化』の更なる発展に貢献していきます。
海外で生産できるものは海外で行ってコストダウンを図り、フィルムの新規開発よりもプリントに重点を置いて、なんとかフィルム事業を継続していくのだろう。富士のデジカメも高感度でノイズが少ないという長所を活かして、SDメモリを採用して広角側に強いコンパクトデジカメや、ニコンD200母体のFinpixS*Proシリーズを充実させていって欲しい。その儲けでフィルムを維持してください…。
・富士写、今期連結純利益を200億円に下方修正(日経)
・富士写:通期純利益77%減額、カメラやフィルム改革-5000人を削減へ(bloomberg.co.jp)
・富士写、カメラ・フィルム事業で総額1650億円のリストラ費用を今・来年度に計上(asahi.com)
・富士フイルム、イメージング事業で総額1,650億円の構造改革(ImpressデジカメWatch)
コメント
_ りー ― 2006年02月01日 11時59分25秒
_ Haniwa ― 2006年02月01日 22時42分43秒
報道ってそんなもんですよね。
キヤノンは「フィルムカメラ撤退しません」という見出しで、でも機種は整理するけど、って書いてありましたが、ニコンと変わらないのに、片や「フィルムカメラから事実上の撤退」片や「フィルムカメラ撤退しません」ですものね。
モノクロのフィルムと薬品類は最後まで残ると思います。引き伸ばしレンズはニコンがやめたので富士はやめにくいでしょうね。どれも値段は上がるでしょうけど。
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。