ヨドバシカメラフィルムガイドは超便利 ― 2006年01月31日 00時00分00秒
よくこのサイトで色々なフィルムの話をしているが、いったい全体でどれぐらいの種類のフィルムがあるのか、分かりにくいと思う。各フィルム会社のサイトに行けばある程度の情報は得られるのだが、一般用、プロ用とかに分類されていたりして一覧性に欠ける。それに当然他社の同種フィルムは載っていないので比較もしにくい。
そこで、お勧めなのが、ヨドバシカメラのフィルム売り場で以前から無料で配布されている「ヨドバシカメラ フィルム・プリント&デジタルフォト 完全ガイド」だ。最新版は2005年版で、毎年春から初夏頃に新版がでてたような気がする。
これさえあれば、どんなフィルムがあるのか、略称は何なのか一目瞭然。価格はメーカ希望価格しか載っていないが、目安にはなる。なお、ヨドバシカメラで扱っていない例えば東欧のマイナーなフィルムメーカーのものは載っていないし、映画用のフィルムとか写真以外のフィルムも載っていないので、これが銀塩フィルムのすべてではないことに注意。
後ろの方には、ヨドバシカメラでどんなDPE関連のサービスをやっているか、その価格と納期が書かれている。
まだ持っていない人は、ヨドバシカメラのフィルム売り場にGO!(無料)
【追記:2006年2月18日】
ヨドバシフィルムガイド2006いつの間にか出ていた: "Haniwaのページ"作者のblog(2006年2月16日)
富士写、カメラ・フィルム事業で総額1650億円のリストラ費用を今・来年度に計上 ― 2006年01月31日 16時00分00秒
富士写、カメラ・フィルム事業で総額1650億円のリストラ費用を今・来年度に計上(ロイター)
5000人の人員削減はすごいが、なんとかフィルム事業頑張って欲しい。
人間の喜びも悲しみも愛も感動も全てを表現する写真は、人間にとって無くてはならないものであり、長年のお客様のご愛顧にお応えするためにも、『写真文化』を守り育てることが、当社の使命であると考えております。写真感光材料事業を継続して支えていくためには今回の改革の断行が不可欠であり、固定費の大幅削減を実現し、平成19年度にはイメージングソリューション部門の安定的な収益確保を図っていきます。そして、アナログとデジタルのそれぞれの良さを生かした入力から出力までのトータルソリューションを提供し続け、『写真文化』の更なる発展に貢献していきます。
海外で生産できるものは海外で行ってコストダウンを図り、フィルムの新規開発よりもプリントに重点を置いて、なんとかフィルム事業を継続していくのだろう。富士のデジカメも高感度でノイズが少ないという長所を活かして、SDメモリを採用して広角側に強いコンパクトデジカメや、ニコンD200母体のFinpixS*Proシリーズを充実させていって欲しい。その儲けでフィルムを維持してください…。
・富士写、今期連結純利益を200億円に下方修正(日経)
・富士写:通期純利益77%減額、カメラやフィルム改革-5000人を削減へ(bloomberg.co.jp)
・富士写、カメラ・フィルム事業で総額1650億円のリストラ費用を今・来年度に計上(asahi.com)
・富士フイルム、イメージング事業で総額1,650億円の構造改革(ImpressデジカメWatch)
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