フィルム&イメージ Vol.2が届いた ― 2005年12月19日 00時00分00秒
フジフィルムがフィルム愛好家向けに出している冊子、『フィルム&イメージ』の第2号(VOL.2 冬)が届いた。
いつも注目している記事は、「フィルムスペシャリストへの道」。
第2回目の今号は、写真家ハナブサ・リュウ氏が「プロビア」シリーズを紹介している。できればフジフィルムのフィルム開発担当者など会社内部の人の解説も欲しい。ニコンでは、『ニッコール千夜一夜物語』とか会社の人が書いているので、そういうもののフィルム版も読みたい。
機材ネタが少ないのも『フィルム&イメージ』の特徴で、最後のページにフジフィルムが製造・販売するフィルムカメラがちょっとだけ紹介されている。今号は、『ツァイスイコン』。コシナとカールツァイスが設計し、コシナが製造、フジフィルムが販売する、ライカMマウント互換のレンジファインダーカメラ(銀塩)。
写真で紹介されているのはシルバーボディだが、ニコンFM3AやAi Nikkor 45mmF2.8Pなどもそうだが、メーカー側はシルバーでブームにしたいと思っているようなのにユーザーはブラックボディを好むという構図がここでも見られて面白い。(単にブラックボディの発売が遅れていたからかもしれないが)
CCフィルターの詳細な説明とか、そのうちやって欲しいなぁ。
フィルム&イメージのサイトは、まだ創刊号のままで更新されていない。 しかも、フジフィルムTOPや富士フィルムイメージングTOPからのリンクもなく、検索して辿りつくしかないようなのだが、もう少しやる気を出してもいいんじゃない?
【追記:2005年12月19日23:00】
今見たら、フィルム&イメージのサイトは更新されて第2号の内容紹介に変わっていた。
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