Nikon スピードライト SB-30 ― 2005年10月28日 00時00分00秒
いつの間にか製造中止になっていたNikon スピードライト SB-30が、ニコンオンラインショップのアウトレットに出ていたので、ポチッと購入してしまった。
既にSB-28持ってるし、安いので買おうと思えばいつでも買えると思っていたら、いつの間にか製造中止。最近こういうケースが多いなぁ。SB-30の場合、後継機種が出る可能性もあるのだけれど。
このニコンSB-30のよいところは、
- 小型軽量(約92g 約58.5×83.5×36mm)
- 外部自動調光がついていてその対応絞り値が4段もあること(ISO100でF2.8、4、5.6、8が選択可能)
- スレーブ機能がついていること*1
- マニュアル発光も7段階調整できること
- 広角17mmに対応
- もちろんニコンカメラボディでTTL測光に対応
- 使わないときはアクセサリシューにつけたまま前に倒せる
などである。
欠点を挙げるとしたら、
- 電池がリチウムCR123A
- シンクロターミナルがないので、ホットシューのないボディではアダプターが必要
- テスト発光ボタンがない
ぐらいだろうか。
おそらく、パナソニックのPE-20S(*2)などと製造元は同じであろうが、SB-30の方が多機能で使いこなし甲斐がある。
ニコンのストロボ(スピードライト)非内蔵ボディで、ちょっと記念写真的な撮り方をしたいが顔が暗いといったときに、便利である。小さくて軽いからポケットに入れておけるし。もちろん、外部自動調光が付いているのでニコン以外のカメラにも使える。付属のケースが意外としっかりした造りで、けっこうかさばる(笑)。付属のマニュアルも分厚いので驚くが、日本語・英語・中国語(繁体字/簡体字)の4対応のため。
なお、ニコンオンラインショップでは前モデルのSUPER COOLSCAN 8000EDがなんと120Kで出ている。いままでに何回かアウトレットに出ているのだが、出るたびに値を下げている。というか、なんで後から続々8000EDが出てくるのだろう。ブローニーや16mmフィルムもスキャンできるので、コダクロームを使わない人なら安くていいと思う。
*1【追記】
このスレーブ機能はすごい。COOLPIXシリーズの2回発光の内蔵スピードライトをメインにしても、きちんと2回発光して追従する(人間にはほとんど1回か2回か分からないぐらいの間隔なのだが)。SB-28のマルチフラッシュ機能で0.1秒間隔で4回発光させても、スレーブのSB-30も追従して0.1秒間隔で4回発光している。
【追記:2005年10月31日】
SB-30もSUPER COOLSCAN 8000EDもニコンオンラインショップのアウトレットで先週のうちに販売終了になったようだ。なお、「アウトレット」であっても、1年間のメーカー保証は付く。保証書には「ニコンカメラ販売 ニコンオンラインショップ」が販売店のところに記入されている。販売日付は荷物の到着予定日が先日付(さきひづけ)で記入されていた。
(*2)リンク切れになっていたので修正した(2006年8月9日)
さらにリンク切れにつき修正した(2013年11月1日)。以前のリンク先は http://panasonic.co.jp/lamp/ppl/strobe/pe-20s.html だった。
【追記:2023年1月29日】
ニコンスピードライトSB-910購入 ― 2022年09月27日
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