小泉強権政治がもたらす「自由」と「民主」の末路(立花隆のメディア ソシオ-ポリティクス) ― 2005年10月12日 00時00分01秒
小泉強権政治がもたらす「自由」と「民主」の末路(立花隆のメディア ソシオ-ポリティクス)が、私が最近感じていたことを理路整然と語ってくれている。
かつて自由民主党は、日本共産党のことを"独裁政党だ"と非難していた。たしかに「民主集中制」とやらでやたらと中央集権であった。しかし、今の自民党を見ていると、まさにこの中央集権をどんどん推進している。例えば、政党本部の判断で政党支部を解散できるように「政治資金規正法改正案」を出して、党中央の言うことをきかない支部(要するに反郵政法案派や小泉に従わない議員が支部長の支部)は党中央が解散してしまえるようにしようとしている。これって「粛清」だよね。ああ、自民党はもはやかつての自民党ではなくて、モーニング娘。のようにいつのまにか中身が入れ替わっているんだね(笑)。
対する民主党も確固たる方針があるわけではなく、郵政法案に反対して選挙に敗れると簡単に白旗を掲げて降参してしまう。おそらくそのときの風向きによって向く方向がころころと変わるのだろう。最後まで初志(なんてもともとないか…)を貫いてくれると思って投票するととんでもないことになる。
うちの小選挙区は毎回、自由民主党と民主党と日本共産党しか候補者がいないのだが、どうすればいいのだ?
【追記:2005年10月12日】
新・世界一の借金王 小泉デフレ政権の正体(立花隆のメディア ソシオ-ポリティクス)
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