ニコンMFレンズの危機? ― 2005年06月24日 00時00分00秒
アサヒカメラ2005年7月号の「8月号予告」をなにげなく眺めていたら、「ニコンMFレンズの危機」なる見出しが!
なんだか嫌な予感がするなぁ。今売れ筋のD70やD70Sなどは、CPUの入っていない大半のMFレンズでは露出計が全く作動しないから、まあ売れないんだろうけど。ニコンのデジタル一眼レフでいえば、D70/D70Sの上のクラスがD2シリーズまで空白なのが気になる。D100があるのだが、これは発売されて随分経つし、同じくCPU無しレンズでは露出計が作動しない。F100クラスの一眼レフデジカメを期待している人も多いと思うのだが。まあデジタル一眼レフは高いから、売れ筋はD70/D50クラスに集中するのだろうけど。
MFレンズも売りたいのなら、新型のボディ側でCPU無しレンズでも少なくとも露出計作動の絞込み測光に対応して欲しい。D一桁の1つ下のクラスまではCPU無しレンズでAE(中央重点で十分)も対応して欲しい。そうすれば、デジタル一眼レフ使用者もレンズの選択肢が増えて楽しいのではないか。単焦点レンズの楽しみを伝えるのも、営業活動だと思う。Ai Nikkor 35mmF1.4Sなんかデジタル一眼レフでブームにしてしまえばいい(笑)。
コンパクトデジタルカメラでも十分なのに、一眼レフが売れるというのは、いわばブーム。ならば、大口径単焦点レンズやMFレンズもブームにしてしまえ。その前にニコンの廉価デジタル一眼レフは、ファインダーの切れをペンタックス・コニカミノルタ、オリンパス並みにする必要がありそうだが(爆)。まあ、フォーカスエイドもありということで。
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